特秘とはなにか、特定秘密である、特定とはなにか、デジタル大辞泉の解説によれば、[名](スル)特にそれと指定すること、また、特にそれと定まっていること、「―のボーイフレンドはいない」「大ぜいの中から―する」などとあって、特定秘密はとくに秘密と指定する、その秘密のことになるか、あるいは秘密の中からとくに秘密と決まっているものとなって、どちらも同じようだが、違うようでもある。
同じく大辞林によれば、( 名 ) スル ①特に決まっていること。これは対比語をあげているので、もう決まっていることになる。 ↔ 不特定 「 -の個人」 「 -の日」。また、②特に,それと断定すること、とあって、「犯人を-する」 となる。
二つの辞書には、語釈の上げ方から違いがあり、特定の使い方によっては、大いに異なってくる。秘密の中でも特に指定しているものと考えた方がよさそうであるが、どうも世情の、世論のとり沙汰する所では秘密を何にするのかとか、だれが決めるのかとか、言っているので、秘密のための法案なのに、秘密を決めるための法案にしてしまいそうな議論誘導になる。
それこそなんでも秘密になってしまうような言い方で、これはきわめて危ないことになるのである。
法律用語だからそんなふうには使わないと言うふうに考えれば、特定秘密の秘密は、強いて言えば、そんなふうに恣意的ではないと考えるべきであろう。
秘密が秘密としてきまってきていて、その中でも特に秘するものがあって、それを保護するにはどうしたらよいかということであるだろうと、法律用語の硬さを連想する。
用語を並べてみて、この用語には、それなりの使い方がある。
特定健診・特定保健指導|特定電子メール法(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)|特定健康診査・特定保健指導|不特定|特定物|引当特定資産|特定遺贈|不特定物|特定財産|特定財源
どうしてこんなことを言い出すかというと、秘密法案と銘打つ限り、その秘密を一つ一つ、あらかじめこれが秘密とは言えないだろうと思うからで、特定秘密になればなおさら、その秘密にある特定であるから、わかるわけがないし、チェックできようものなら、もともとの秘密までわかっってしまう。
秘密を漏らすことを罰則の規定にする、使いようによってはどうにでもなる法律で、すでに公務員の守秘義務とやらをさらに特定の場合に気をつけろよと、お互いを監視するような法律である。
思い出すことに、海上保安庁から流出した漁船衝突のビデオが特に大事なところは、それを映してだしていたカメラの写している場所や角度によるところであって、そのことが流れた映像からどこからどういうふうに、どんな精度で見えているか、つまりは相手にわかってしまう、その見張りかたを、隠そうとしたようである。これは秘密の中の特定秘密に値すると連想したのだが、防衛の秘密は意外とそのようなところにあるのかもしれない、と書いて、これは法律が通ってしまったら、書けなくなることになるのかなと考え込んでしまう。
同じく大辞林によれば、( 名 ) スル ①特に決まっていること。これは対比語をあげているので、もう決まっていることになる。 ↔ 不特定 「 -の個人」 「 -の日」。また、②特に,それと断定すること、とあって、「犯人を-する」 となる。
二つの辞書には、語釈の上げ方から違いがあり、特定の使い方によっては、大いに異なってくる。秘密の中でも特に指定しているものと考えた方がよさそうであるが、どうも世情の、世論のとり沙汰する所では秘密を何にするのかとか、だれが決めるのかとか、言っているので、秘密のための法案なのに、秘密を決めるための法案にしてしまいそうな議論誘導になる。
それこそなんでも秘密になってしまうような言い方で、これはきわめて危ないことになるのである。
法律用語だからそんなふうには使わないと言うふうに考えれば、特定秘密の秘密は、強いて言えば、そんなふうに恣意的ではないと考えるべきであろう。
秘密が秘密としてきまってきていて、その中でも特に秘するものがあって、それを保護するにはどうしたらよいかということであるだろうと、法律用語の硬さを連想する。
用語を並べてみて、この用語には、それなりの使い方がある。
特定健診・特定保健指導|特定電子メール法(特定電子メールの送信の適正化等に関する法律)|特定健康診査・特定保健指導|不特定|特定物|引当特定資産|特定遺贈|不特定物|特定財産|特定財源
どうしてこんなことを言い出すかというと、秘密法案と銘打つ限り、その秘密を一つ一つ、あらかじめこれが秘密とは言えないだろうと思うからで、特定秘密になればなおさら、その秘密にある特定であるから、わかるわけがないし、チェックできようものなら、もともとの秘密までわかっってしまう。
秘密を漏らすことを罰則の規定にする、使いようによってはどうにでもなる法律で、すでに公務員の守秘義務とやらをさらに特定の場合に気をつけろよと、お互いを監視するような法律である。
思い出すことに、海上保安庁から流出した漁船衝突のビデオが特に大事なところは、それを映してだしていたカメラの写している場所や角度によるところであって、そのことが流れた映像からどこからどういうふうに、どんな精度で見えているか、つまりは相手にわかってしまう、その見張りかたを、隠そうとしたようである。これは秘密の中の特定秘密に値すると連想したのだが、防衛の秘密は意外とそのようなところにあるのかもしれない、と書いて、これは法律が通ってしまったら、書けなくなることになるのかなと考え込んでしまう。