ためし は、よ-の-ためし 世の例 のことか、先例、前例または模範、規範でもある。いつもの通りのことであれば、ならわしにまで、慣習である。
年の始めの ためしとて
おわりなき世の めでたさを
松竹たてて 門ごとに
いお う今日こそ 楽しけれ
初日のひかり さしいでて
よもに輝く 今朝のそら
君がみかげに たぐえつつ
仰ぎ見るこそ とおとけれ
作詞 島根県出雲大社 宮司 千家尊福
1893年 明治26年 文部省唱歌
思い遥か
正月は、なぜ、正なのか、しょうがつ せいげつ とあり、読みが せいげつ、になると、陽の月で4月のことになる。正と、政と、発音を通じてあらためたという記述があり、それは、発音に拠る違いから、政月 正月 端月 とする、この解説は、中文のウイキ百科による、维基百科,自由的百科全书の記述は忌み名、諱 いみな に、諱を避けることを記述する。日本では時代が下って、実名敬避俗としてとらえられた。その解説には、啓蟄の語を驚蟄とすることも見えて、ある解決を得た。したがって、この説を読めば、政月と正月とを言及する辞書の取り上げ方には、説明不足の感があるし、実際、誤読をしてる可能性が見える。正月の語誌に述べるべきところ、歳の始まりをどこにするかが難しかった覚えがある。
日本国語大辞典
せい‐げつ 【政月】
*東山往来〔1092~1107頃〕「秦始皇、此月誕生。依彼皇姓名為政月。以為初月。後改政為正月」
しょう‐がつ[シャウグヮツ] 【正月】
解説・用例〔名〕
(1)一年のいちばんはじめの月。むつき。いちがつ。しょうがち。《季・新年》
語源説
政治に専念した秦の始皇の降誕の月であるところからセイグヮツ(政月)といっていたものが、「正月」と書かれるようになり、音が改められたもの〔嚢鈔・難波鑑・塩尻拾遺〕。
せい‐げつ 【正月】
解説・用例〔名〕
(1)陰暦四月の異称。正陽の月。正陽。
*古活字本毛詩抄〔17C前〕一二「正月と云は、子丑寅の三正の事ではないぞ。正陽の月と云心ぞ。陽のただしいぞ。〈略〉四月の事ぞ」
実名敬避俗
実名を敬避する(敬って避ける)習俗という意味の語である。漢字文化圏では、諱で呼びかけることは親や主君などのみに許され、それ以外の人間が名で呼びかけることは極めて無礼であると考えられた。これはある人物の本名はその人物の霊的な人格と強く結びついたものであり、その名を口にするとその霊的人格を支配することができると考えられたためである。
政月は
2010年01月03日15:00
1月は政の始まり、それで政月、それが、正月となった
避諱によるようだが、日本語の説明だけでは載せない
それをしらべるうちに、次を発見してあきらかになった
啓蟄の啓が同じ、そのヒントがあった
# 秦始皇名嬴政,“政”与“正”同音,所以秦代称“政月”为“正月”,「正」字改唸平聲,甚至改称“端月”。
# 避漢高祖劉邦諱,“相邦”改“相國”。漢以後王朝復稱“相邦”。
# 避漢文帝劉恒音諱,“姮娥”改嫦娥。
# 避漢景帝劉啟諱,“啟蟄”改驚蟄。
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BF%E8%AE%B3
维基百科,自由的百科全书
避讳是中国古代为回避君父尊亲的名字的一种要求。在言谈和书写时,遇到君父长上的名字一律要回避,否則認為極不禮貌。取名时也不能取他们的名字中有的或同音的字。這種要求也曾經適用於中華文化圈臨近國家,例如日本。
ウイキペディアの中文版、上記のように見える