カタカナ語のインセンティブに、外部的動機付け、そのための仕組み、得られる意欲、という意味があるようだ。従って言い換えには、動機付け、誘因などの言い換え方法があり、。また、報奨、報奨的な仕組みの言い換えがある。より具体的には、報奨金、奨励金、景品、優遇措置などをあてる。国立国語研究所では、意欲刺激、という造語を提案している。
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96
Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > インセンティブの意味・解説
>
インセンティブ(incentive)は「人の意欲を引き出すために、外部から与える刺激」のことです。 例えばプロスポーツチームと選手が、成績による出来高制で契約を行う場合、「出来高の仕組みを選手に与えること」をインセンティブ(=動機付け)と呼びます。
>
もう少し詳しく教えて
インセンティブ(incentive)は「人の意欲を引き出すために、外部から与える刺激」のことです。例えばプロスポーツチームと選手が、成績による出来高制で契約を行う場合、「出来高の仕組みを選手に与えること」をインセンティブ(=動機付け)と呼びます。また出来高そのものをインセンティブ(=報奨)と呼ぶ場合や、まれにですが、そのようにして引き出される意欲をインセンティブ(=意欲)と呼ぶ場合もあります。
なお「意欲を引き出す動機」を表す同義語にモチベーション(motivation)がありますが、こちらは自発的動機付け(=彼女にモテたいなど)も含んだ概念であることに注意してください。インセンティブは「外部から与える」動機付けを表す言葉です。
[三省堂辞書サイト]10分でわかる「インセンティ
三省堂 大辞林
インセンティブ [3] 【incentive】
①目標を達成するための刺激。誘因。
②企業が販売目標を達成した代理店や,営業ノルマを達成した社員などに支給する報奨金。
実用日本語表現辞典
インセンティブ
英語:incentive
刺激、動機、報奨金といった意味の英語の名詞、もしくは形容詞。意欲をかき立てる要因を広く指す語として用いられやすい。
日本語の文脈の中では「動機付け」もしくは「見返り」に近いニュアンスで用いられることも多い。
時事用語のABC
インセンティブ(いんせんてぃぶ)
インセンティブ(incentive)には、「やる気」や「奨励金」などの意味がある。
光通信が2000年1月にインセンティブ制度を導入し、同6月に制度を中止したことで知られる。同制度は、株価が一定水準以上に達した場合に、従業員らに対し、一定株式数のキャピタルゲインを配分するというものだ。成功報酬による従業員の士気高揚を図ることをねらいとした。しかし、光通信株価はその後暴落したことから制度が中止された。
(2000.10.24掲載)
流通用語辞典
JERICHO CONSULTINGJERICHO CONSULTING
インセンティブ
【英】incentive
刺激・奨励・誘因などがその本来の意味であるが、販売店援助という側面でこの用語が使われる場合には、小売店の販売意欲を刺激・奨励して販売活動を活性化させる施策をいう。具体的には、セールス・コンテストの実施やディーラー・セミナー、POP技術指導、チラシ広告への協賛金など。最近では顧客データを分析し、顧客の購買金額に応じてポイントを提供したり、景品、割引券、商品券など提供することもインセンティブと表現するようになっている。
外来語の言い換え提案 独立行政法人国立国語研究所
インセンティブ incentive
凡例
言い換え語
意欲刺激
用例
環境負荷の少ない製品づくりに対するインセンティブ意欲刺激はほとんど働いていない。
意味説明
ものごとに取り組む意欲を,報酬を期待させて外側から高める働き
手引き
労働や経済などの専門分野で,「誘因」という言い換え語が使われることがあるが,一般に対して伝える場合は,やや分かりにくい面がある。
「モチベーション」(動機付け)が,意欲を内側から高める働きかけであるのに対して,「インセンティブ」は,報酬を期待させた外からの働きかけ。この違いを区別する必要のない場合は,「動機付け」と言い換えることもできる。
成果に報いる報酬そのものを指す場合は,「奨励金」「報奨金」などの言い換え語が適切になる場合もある。企業などの営業努力を高めるための措置を指す場合は,「優遇措置」と言い換えることもできる。
意欲そのものを指して用いられることもあり,その場合は「意欲」と言い換えることができる。
その他の言い換え語例
誘因 動機付け 奨励金 報奨金 優遇措置 意欲
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96
Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > インセンティブの意味・解説
>
インセンティブ(incentive)は「人の意欲を引き出すために、外部から与える刺激」のことです。 例えばプロスポーツチームと選手が、成績による出来高制で契約を行う場合、「出来高の仕組みを選手に与えること」をインセンティブ(=動機付け)と呼びます。
>
もう少し詳しく教えて
インセンティブ(incentive)は「人の意欲を引き出すために、外部から与える刺激」のことです。例えばプロスポーツチームと選手が、成績による出来高制で契約を行う場合、「出来高の仕組みを選手に与えること」をインセンティブ(=動機付け)と呼びます。また出来高そのものをインセンティブ(=報奨)と呼ぶ場合や、まれにですが、そのようにして引き出される意欲をインセンティブ(=意欲)と呼ぶ場合もあります。
なお「意欲を引き出す動機」を表す同義語にモチベーション(motivation)がありますが、こちらは自発的動機付け(=彼女にモテたいなど)も含んだ概念であることに注意してください。インセンティブは「外部から与える」動機付けを表す言葉です。
[三省堂辞書サイト]10分でわかる「インセンティ
三省堂 大辞林
インセンティブ [3] 【incentive】
①目標を達成するための刺激。誘因。
②企業が販売目標を達成した代理店や,営業ノルマを達成した社員などに支給する報奨金。
実用日本語表現辞典
インセンティブ
英語:incentive
刺激、動機、報奨金といった意味の英語の名詞、もしくは形容詞。意欲をかき立てる要因を広く指す語として用いられやすい。
日本語の文脈の中では「動機付け」もしくは「見返り」に近いニュアンスで用いられることも多い。
時事用語のABC
インセンティブ(いんせんてぃぶ)
インセンティブ(incentive)には、「やる気」や「奨励金」などの意味がある。
光通信が2000年1月にインセンティブ制度を導入し、同6月に制度を中止したことで知られる。同制度は、株価が一定水準以上に達した場合に、従業員らに対し、一定株式数のキャピタルゲインを配分するというものだ。成功報酬による従業員の士気高揚を図ることをねらいとした。しかし、光通信株価はその後暴落したことから制度が中止された。
(2000.10.24掲載)
流通用語辞典
JERICHO CONSULTINGJERICHO CONSULTING
インセンティブ
【英】incentive
刺激・奨励・誘因などがその本来の意味であるが、販売店援助という側面でこの用語が使われる場合には、小売店の販売意欲を刺激・奨励して販売活動を活性化させる施策をいう。具体的には、セールス・コンテストの実施やディーラー・セミナー、POP技術指導、チラシ広告への協賛金など。最近では顧客データを分析し、顧客の購買金額に応じてポイントを提供したり、景品、割引券、商品券など提供することもインセンティブと表現するようになっている。
外来語の言い換え提案 独立行政法人国立国語研究所
インセンティブ incentive
凡例
言い換え語
意欲刺激
用例
環境負荷の少ない製品づくりに対するインセンティブ意欲刺激はほとんど働いていない。
意味説明
ものごとに取り組む意欲を,報酬を期待させて外側から高める働き
手引き
労働や経済などの専門分野で,「誘因」という言い換え語が使われることがあるが,一般に対して伝える場合は,やや分かりにくい面がある。
「モチベーション」(動機付け)が,意欲を内側から高める働きかけであるのに対して,「インセンティブ」は,報酬を期待させた外からの働きかけ。この違いを区別する必要のない場合は,「動機付け」と言い換えることもできる。
成果に報いる報酬そのものを指す場合は,「奨励金」「報奨金」などの言い換え語が適切になる場合もある。企業などの営業努力を高めるための措置を指す場合は,「優遇措置」と言い換えることもできる。
意欲そのものを指して用いられることもあり,その場合は「意欲」と言い換えることができる。
その他の言い換え語例
誘因 動機付け 奨励金 報奨金 優遇措置 意欲