45 「うちの子供におもちゃを買ってあげる」はおかしい
あげる、について、敬語を表わすとする考えから、親子の関係で親が子供にこのように使わないと説明するようだ。
親から子供には敬意が要らないと言うことだろう。
それでは、どのように言うか、親が子供におもちゃを買ってやる、となる。
あるいは、与えると言い換えてもよいかも知れない。
ところが、この、やる、もらう、について、あげる、いただく、の語が用いられて敬語であるとする説明に、あげる、は、さしあげる、という言い換えが示されたりすると、あげる、についての敬語の使い方が異なってくる。
あげる、もらう、というふうに、対になって、さらに、さしあげる、いただく、の対になる。
このようにとらえると、子供におもちゃを買ってあげる、という言い方は、おかしいとは言えない。
実際に、やる、については、たとえば、ペットに餌をやる、と表現するので、水やりなどを含めて、植物また小動物にはとくに日常的に、やる、というふうに言っている。
子どもとペットとを同列に扱わないと考えるので、やはり、子供にあげる、という言い方になるだろう。
なお、この表現が、~てあげる、となって使われるときには、~てやる、と使うときの言い方と、何がしかの違いを含めることがあるようだ。
46○「あなた」は丁寧語ですか?
47○「踏んだり蹴ったり」といいますが、「踏まれたり蹴られたり」がいいのではないですか?
48○「それにしても」と「それにしては」はどうちがうの?
49○「初心忘るべからず」「初心忘るるべからず」どっちが正しい?
50○「苗字」といいますが、「苗」とは何ですか?「名字」とどちらが正しいですか?
あげる、について、敬語を表わすとする考えから、親子の関係で親が子供にこのように使わないと説明するようだ。
親から子供には敬意が要らないと言うことだろう。
それでは、どのように言うか、親が子供におもちゃを買ってやる、となる。
あるいは、与えると言い換えてもよいかも知れない。
ところが、この、やる、もらう、について、あげる、いただく、の語が用いられて敬語であるとする説明に、あげる、は、さしあげる、という言い換えが示されたりすると、あげる、についての敬語の使い方が異なってくる。
あげる、もらう、というふうに、対になって、さらに、さしあげる、いただく、の対になる。
このようにとらえると、子供におもちゃを買ってあげる、という言い方は、おかしいとは言えない。
実際に、やる、については、たとえば、ペットに餌をやる、と表現するので、水やりなどを含めて、植物また小動物にはとくに日常的に、やる、というふうに言っている。
子どもとペットとを同列に扱わないと考えるので、やはり、子供にあげる、という言い方になるだろう。
なお、この表現が、~てあげる、となって使われるときには、~てやる、と使うときの言い方と、何がしかの違いを含めることがあるようだ。
46○「あなた」は丁寧語ですか?
47○「踏んだり蹴ったり」といいますが、「踏まれたり蹴られたり」がいいのではないですか?
48○「それにしても」と「それにしては」はどうちがうの?
49○「初心忘るべからず」「初心忘るるべからず」どっちが正しい?
50○「苗字」といいますが、「苗」とは何ですか?「名字」とどちらが正しいですか?