さきの大戦で無辜の民が云々という言葉は、すこし、表現を得て、犠牲を言いかえている。その思いには、言い方がどうであっても、事実に目をつむるものではない。そこに起こった歴史は南北朝鮮半島の事情となって、いまなお、70年余、南北ラインの休戦協定から、1953年7月27日の朝鮮戦争休戦協定から65年になる、その時間にある苦しみである。南北戦争という名をもってすれば、自立、独立の争いであり、誤解を恐れずに言えば、民族紛争であるから、米国、ベトナム、韓国と北朝鮮のように見ていくと、南北問題とは異なって、アメリカが関与する戦争である。
戦後70周年記念
首相談話
全文
>戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。
先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。
戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。
何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。
これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。
二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。
https://www.youtube.com/watch?v=B6J_4CXjyY8
2018/1/8(月)ザ・ボイス 長谷川幸洋 ニュース解説「あす韓国と北朝鮮の高官級会談 米トランプ大統領も期待」「安倍総理がデフレ脱却宣言に意欲」など
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2018年1月8日(月)コメンテーター長谷川幸洋(ジャーナリスト)
≪取り上げたニュース一覧≫
あす韓国と北朝鮮の高官級会談
米トランプ大統領も期待
安倍総理がデフレ脱却宣言に意欲
自治体による保育施設の立ち入り調査
65%にとどまる
バノン氏 内幕本の発言を「後悔している」
とトランプ大統領に謝罪
沖縄で米軍ヘリが不時着
財務省 山梨の国有地の無断使用を50年黙認の後
格安販売
ドイツで政権発足を目指す連立協議が始まる
ザ・フォーカス
「北朝鮮情勢をうけて日本はどうすべきか」
上念貴明
2018/01/08 に公開
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【長谷川幸洋】最新ニュース速報 2018年1月8日
7:38 あす南北の高官級会談 トランプ大統領も期待
15:32 安倍総理がデフレ脱却宣言に意欲
20:35 自治体による保育施設の立ち入り調査 65%にとどまる
24:00 ザ・フォーカス
28:53 後半戦オープニング
34:07 ニュース
38:04 バノン氏 内幕本の発言を「後悔している」とトランプ大統領に謝罪
41:44 沖縄で米軍ヘリが不時着
43:39 財務省山梨の国有地の無断使用を50年黙認の後 格安販売
46:18 ドイツで政権発足を目指す連立協議が始まる