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はたち

2018-01-08 | 木瓜日記
生を享けて20年の歳月は早い。それから20年は長い。そして20年はと考えるが、そのころが程よいときかと思う。それを10年で区切る節目にすると、成人までの10年は物心ついてからの、はじめの10年に比べれば、10歳から20歳までの成長期のかけがえのない10年となる。生まれてからの10年には意識の目覚めが訪れてくる、おそかれはやかれ、幼児が子供となるときである。そして、20歳までの10年で理屈をこねるようになる。その頂点に来るのが成人式である。体力年齢を同じように重ねてみても、10代の半ばからピークが始まって、聖人いときにはそれを維持する、鍛錬しなおす、訓練を重ねるちょうどのときである。成人を迎えてから10年を見ると学而、而立、そして不惑の教えにある、吸収の成長をまとめ上げてゆくことになる。こう見てくると、その教えにも、20歳からの20年にも、通過儀礼としての節目が現れるから、未熟、未完のうちにも、激情と行動のエネルギーが蓄えられていることである。心して過ぎよ、清秋の真っただ中、疾風怒濤を凪ぐときに、悔いのない、はたちをむかえるとよい。


二十歳(はたち) - 語源由来辞典
gogen-allguide.com › 「は」から始まる言葉
>はた」は「20」を意味し、「ち」は助数詞。 「はた」に助数詞を加えた例として、「二十年(はたとせ)」「二十巻(はたまき)」「二十人(はたとり)」などがある。 助数詞の「ち」は、「ひとつ」「ふたつ」の「つ」と同じく「個」を意味する。 「ひとつ」「ふたつ」の「つ」が個数だけではなく、「一歳」や「二歳」など年齢を表す際にも用いられることと、はたちが「20」という個数を表していたものが、年齢に用いられるようになった点は共通している。 「はた」が「ふたつ」の「ふた(二)」の転で、「ち」が「十」の意味とする説もある。

成年・、民法4条
平成 9年 満20歳 1997 年 丑 成人






ハッピーマンデー
2007年01月08日22:17

アルプス地方は1300年ぶりの暖冬ニュースかと思えば
20℃の冬の地域があるというのに
日本では強い勢力の低気圧が荒れる
温暖化現象の影響が指摘される

成人式が行われた
新成人のかたがたに、おめでとう
1986年から20年、日本はバブル景気に入ったころだった、そのときに誕生して
いま騒がれる財政破綻の地方、夕張の成人式で市の補助金60万がカットされて新成人の力で全国から援助をもらって実現したそうだ

1987年136万 1.12%
2007年139万 1.09%
全人口比に最も低い年となり
これからも減り続ける、100人に1人の割合になった現代日本

成人を祝う儀礼はなんであったか
男子には元服、褌祝い、女子には裳着、結髪などがあった
文化人類学では、こうしたものを通過儀礼、イニシエーションの1つ
通過儀礼は、出生、成人、結婚、死などの人間が成長していく過程で、次なる段階の期間に新しい意味を付与する儀礼
人生儀礼ともいい、イニシエーションの訳語としてあてられる

通過儀礼を広義に取り、人生儀礼を下位概念とする分け方もある
イニシエーションとして古来から行われているものとしては割礼や抜歯、刺青など
近世日本の武家階級では元服というものがあり、服装、髪型や名前を変える、男子は腹掛けに代えてふんどしを穿く、女子は成人仕様の着物を着て厚化粧する、といったしきたりもあった
地域によっては禊を済ませて初めて一人前と認められる、という所もあるらしい
こうした事例は文化人類学の研究対象となっている。明治時代以降は徴兵が一種の通過儀礼の役割を果たした

現代の日本社会に於いては形式的な成人式以外に通過儀礼と呼べるようなものが無く、それが実際に役割を果たしていない事が大人と子供の境界をあやふやにしており、様々な社会問題の一因になっているという指摘もある

イニシエーション、20世紀初頭にフランスの民俗学者であるアルノルト・ファン・ヘネップが作り出した言葉とされる
ネップは1909年に自身の著作である「通過儀礼」の中で、「人がある状態から他の状態へ移行する際、洗礼等と同様に通過の際の特別な儀礼を呈する、とした。
原始社会における割礼や戦国時代等の元服、また現代社会における成人式などを指す

日本における成人式は、1946年11月22日、埼玉県北足立郡蕨町において実施された青年祭がルーツとなっている、と解説される
会場となった蕨第一学校でテントを張り、青年祭のプログラム、成年式が現在の成人式の原型となった

1948年に公布、施行された祝日法により、おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます、の趣旨のもと、1月15日を成人の日として制定した
それ以降、ほとんどの地方で成人式はこの日に行われるようになったが、その後、1998年の祝日法改正、ハッピーマンデー法で、2000年より成人の日は1月第2月曜日へ移動した


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