読売新聞オンラインは3月30日、戦費試算、1日最大3兆円と報じているが。
次はデイリー新潮によると。
>《英国の調査研究機関などは今月上旬、ロシアの戦費に関し「最初の4日間は1日あたり70億ドル(約8610億円)だった。5日目以降は200億〜250億ドル(約2兆4600億〜3兆750億円)に膨らんだ」と試算した》
ツイートによると、billionの意味を勘違い 兆という意味は、10億を表す場合もある
「T-90」ハイスペック”な高額版から廉価版までバリエーション、諸説が入り乱れ、1両で4億4000億円とか、1億7000億円など、様々な額
朝日新聞デジタルは2021年4月、「世界の軍事支出、過去最多 コロナ禍でも2兆ドル」の記事で、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の推計値を紹介している。
これによると、以下のような順位となる。
1位:アメリカ 7780億ドル(約95兆4800億円)
2位:中国 2520億ドル(約30兆9200億円)※推定値
3位:インド 729億ドル(約8兆9400億円)
4位:ロシア 617億ドル(約7兆5700億円)
5位:英国 592億ドル(7兆2600億円)
人的被害の影響などを含めた1日当たりのコストが200億ドル、約2兆4900億円超になる
米経済誌フォーブス、ロシア語版はウクライナ軍の情報をもとに、兵器の損失額について、約16日間で戦車363両やヘリコプター83機など
51億ドルになると報じた。
ストックホルム国際平和研究所によるとロシアの2020年の軍事費は約617億ドル
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/world/dailyshincho-843693.html
ロシア軍の戦費は「1日3兆円」説 8年前の成功体験がプーチンを狂わせた
2022/04/05 06:02デイリー新潮
ウクライナ軍の反撃で膨張するロシアの戦費 国家財政を圧迫
2022/04/09 19:40産経新聞
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ロシアがウクライナ侵攻で戦力投入を首都キーウ(キエフ)から親露派が実効支配する東部地域にシフトする中、米欧はウクライナへの武器供与を拡大している。露軍はウクライナ軍の反撃で多数の戦車などを失っており、東部で激しい戦闘が続けば戦費が膨らみ、ロシアの国家財政を圧迫していくことになる。
ロシアが2月24日に始めたウクライナ侵攻の戦費について、欧州の調査研究機関などは3月上旬、人的被害の影響などを含めた1日当たりのコストが200億ドル(約2兆4900億円)超になるとの試算を明らかにした。
露軍は侵攻当初、空爆とともに戦車や装甲車両などを進軍させて支配地域を広げたが、ウクライナ軍の激しい反撃も受けた。米経済誌フォーブス(ロシア語版)はウクライナ軍の情報をもとに、兵器の損失額について、侵攻開始から約16日間で戦車363両やヘリコプター83機などで計51億ドルになると報じた。
ストックホルム国際平和研究所によるとロシアの2020年の軍事費は約617億ドルで、侵攻の戦費負担は決して軽くない。ペスコフ露大統領報道官は今月7日、露軍に「甚大な損失が出ている」と認めた。
ウクライナ軍は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国から供与された携帯型の対戦車ミサイル「ジャベリン」や地対空ミサイル「スティンガー」などで露軍を攻撃している。
さらに、米国は自爆型の無人攻撃機「スイッチブレード」も支援。同兵器は戦車や軍用車両などの標的にミサイルのように突っ込んで自爆する兵器で、規模で露軍に劣るウクライナ軍にとっては有効な打撃手段となる。米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は7日、米国と同盟国が約6万基の対戦車兵器と約2万5千基の対空兵器を供与していると明らかにした。
ロシアはウクライナと停戦交渉を進めるが、東部攻撃で手を緩める気配はない。同地域で激しい戦闘が続けば、高額なミサイル攻撃の支出や兵器損失で戦費が拡大するのは必至だ。
ショイグ露国防相は先月25日にシルアノフ財務相と軍予算の増額について協議しているが、軍事費の国内総生産(GDP)比は4・3%と米英に比べても高い。欧米の対露経済制裁で外貨獲得が難しくなる中、戦費拡大はロシアの財政を直撃する。(坂本一之)