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熱中症

2017-05-21 | 日本語百科
熱中する、夢中になる、という語があって、熱中と聞くと、この語のイメージ絵ある。しかし猛暑日を記録した日本列島の熱中症は、熱射病という語の熱そのものである。真夏日に、猛暑日にも届きそうな暑さの勢いである。熱中の中は、中毒の中であるから、これは熱にあたることを指す。熱が射る、熱にあたる、となれば、毒が刺す、毒が作用する中毒と、この語にある意味内容は怖いものである。外気が皮膚温以上の時や湿度が非常に高いと、放熱や発汗ができにくくなり、熱中症を引き起こすという、説明がある。


https://health.goo.ne.jp/medical/105B0400
熱中症の症状や原因・診断・治療方法
英語/英訳:Heat emergencies

 熱中症は、軽症の熱けいれん、中等症の熱疲労(ねつひろう)、重症の熱射病の3つに分類されます。
 症状は、頭痛や疲労感を主とすることから、俗に「暑気あたり」といわれる状態や、筋肉がこむら返りを起こす熱けいれん、脱水が主体で頭痛や吐き気をもよおす熱疲労、体温が40℃を超え、意識がなくなる最重症の熱射病までさまざまです。
>熱中症<外傷>に関連する病気
高温障害(熱けいれん/熱虚脱/熱射病(日射病)) <中毒と環境因子による病気>



熱中症 hyperthermia、俗に heat stroke, sun stroke ということが多い

ねっ‐ちゅう【熱中】の慣用句
ねっちゅうしょう【熱中症】
高温環境にさらされたために起こる障害。脱水・けいれん・虚脱などが現れる。熱射病もこの一種。高温障害。発症の危険度を判断する数値に、暑さ指数(湿球黒球(しっきゅうこっきゅう)温度)がある。→湿球黒球温度

[補説]熱中症の重症度による分類
分類 重症度 主な症状 治療 臨床症状
I度 軽症 めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)、大量の発汗 現場での応急処置が可能 熱けいれん・熱失神
II度 中等症 頭痛・気分の不快・吐き気・おう吐、力が入らない、体がぐったりする 病院への搬送が必要 熱疲労
III度 重症 意識がなくなる、けいれん、歩けない、刺激への反応がおかしい、高体温 入院・集中治療が必要


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