盆は字通によると、盆は底が狭く口が広い鉢をいう、と見える。
したがって、訓義に、
[1] はち、ほとぎ。[2] 水器、また量器。[3] かしぐ器。[4] ゆあみする器。[5] ひたす、おおう。[6] わが国で、ぼん。
を挙げる。
古辞書の訓に、比良加 ひらか と見え、また、ヒラカ・ホトキ が見える。
ぼに と表記して盂蘭盆をさす例、
ぼに 【▽盆】《「ぼん」の撥音「ん」を「に」と表記したもの》 盂蘭盆(うらぼん)。ぼん。
日本国語大辞典では、用例に、
十五、六日になりぬれば、―などするほどになりにけり〈かげろふ・上〉
がある。
盆踊りには、虫送り、豊年踊り、歌垣の習俗と、その由来に説がある。
日本大百科全書(ニッポニカ)
>倒懸(とうけん)の梵語(ぼんご)ウランバーナullambanaが「うらぼん」となり、略して盆となったという。別に、供物をのせる〓(ほとぎ)という器物の古称をボニとよんだのが、その語源だという説もある。
したがって、訓義に、
[1] はち、ほとぎ。[2] 水器、また量器。[3] かしぐ器。[4] ゆあみする器。[5] ひたす、おおう。[6] わが国で、ぼん。
を挙げる。
古辞書の訓に、比良加 ひらか と見え、また、ヒラカ・ホトキ が見える。
ぼに と表記して盂蘭盆をさす例、
ぼに 【▽盆】《「ぼん」の撥音「ん」を「に」と表記したもの》 盂蘭盆(うらぼん)。ぼん。
日本国語大辞典では、用例に、
十五、六日になりぬれば、―などするほどになりにけり〈かげろふ・上〉
がある。
盆踊りには、虫送り、豊年踊り、歌垣の習俗と、その由来に説がある。
日本大百科全書(ニッポニカ)
>倒懸(とうけん)の梵語(ぼんご)ウランバーナullambanaが「うらぼん」となり、略して盆となったという。別に、供物をのせる〓(ほとぎ)という器物の古称をボニとよんだのが、その語源だという説もある。