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日本語語彙論 語彙量

2013-10-06 | 語と語彙
語彙は語彙調査によってその語彙の特性をあきらかにする。
語彙を総体として数量でとらえると、語彙の総量として、語彙量が計られる。

語彙量はある範囲をとって決められた基準をもとに計量する。
語を単位とするときはすべての語を数えると、それは延べ語数として現わされる。
またどの語においても出現の1回めだけを数えれば、それは異なり語数として現わされる。

このように語彙量を計るときには延べ語か、異なり語か、またその単位は自立語か、付属語か、というふうに決めて計量する。

語彙論における語彙の定義は、ある特定の言語の、ある規準をとって調べた、一定の範囲を取った語の総量またその総体である。
日本語なら、日本語の単語を調査項目の語にして、ある作家からその作品の品詞分解をすることで全数の調査ができる。

わたしたちにとって日本語の語彙量がどれくらいであるか、それを知るにはどうすればよいか。
一つ一つ語を取り出して数えることになるが、それはわたしたちの脳内に持つ記憶を探ることでもある。
一つの方法に辞書にある語を確認して数えていく方法もあるだろう。辞書に収録した項目数によることになる。
語彙調査としての工夫がそこで現われる。

また日常に接する新聞、雑誌記事など、それを読み理解するわたしたちは、そこに使われている語の総数を知ることで語彙における単語の数が異なり語としてとらえられる。
その調査が試みられてきたので、おおよその語彙量が推定できるようになってきた。

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