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20060509 雨に
カテゴリ:思い遥かに
季節の移り変わりに、つい口を出る言葉、おなかがすいた・・・
この時期に声を発するらしいが、はらすき病とも。
それは頭痛を起こして始める、新緑への体のリズムが作る対策だ。
楽天リンクスに招待状をもらった、やった!
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20060509 共謀罪って
カテゴリ:この国のカタチ
中日春秋の一文から、共謀罪なる議論が治安維持に使われるとの懸念だろうか。
事の起こりには国連組織犯罪防止条約の採択があると言う。
世の動きが少しずつ、庶民の不安と不満を封じ込める方向に出来ていく。
駐車違反の摘発に、監視員がいて、ネット通信で警察に通報するそうだ、コレは何?
次に引用する。
**** 引用 ****
脱税をもくろむ会社社長が顧問税理士に「経費水増しの帳簿操作をしたい」ともちかけた。
税理士は実行するつもりはなかったが、「いいですよ」と言って、その場をやり過ごした…
▼与党が成立を目指す「共謀罪」創設法案。
現実になれば、この社長と税理士の二人とも法人税法違反罪の共謀罪に該当する恐れがある。
先日の本紙特報面は識者の意見をもとに、そんな例をあげていた。
「相談罪」とも呼ばれる共謀罪には、危なっかしいものがある
▼きっかけは国連の組織犯罪防止条約の採択。
その対策で共謀罪が必要と法務省は言う。
だが、対象の罪は六百十九に上り、労組や市民団体の摘発や、思想の取り締まりに用いられる恐れが言われる。
実行がなくても「合意」で処罰できるからだ。
本心は違っても場の雰囲気に合わせただけで「合意」とされる例も考えられよう
▼相次ぐ批判を受け、与党は「共同の目的が罪を実行することにある団体」と制限する修正案を出した。
民主党案となると、「組織的犯罪集団」とはっきりさせて、国際的な犯罪だけに適用するようにしている。
他方、現行の法律で対応できるという識者もいる
▼戦前には、治安維持法というとんでもない法律があった。
共産党だけでなく自由主義者や宗教者までも摘発し、国策にそぐわないとみた思想や言論を徹底的に弾圧する武器に用いられた。為政者が法を都合よく肥大化させていったいい例である
▼共謀罪法案の今日の委員会での採決は見送られるという。過去の例を思い起こし、くれぐれも慎重な議論を。
**** 引用 終わり ****