現代日本語百科をもじった、現代日本「誤」百科という命名はまぎらわしい。
なにについての、「誤」百科なのか。
このコラムを読んだ若者が、日本語をますますとらえがたいものに思い込んでしまう、そういう影響を起こしていることを知っているのだろうか、分かっているのだろうか。新聞社の編集にも・・・
ひもとく とあるので、これも何を意味するか。辞書の解説には意味には3つを挙げていて、繙く、としているつもりであろうが、
ひも‐と・く【×繙く/×紐解く】
[動カ五(四)]
1 《書物の帙(ちつ)のひもを解く意》書物を開く。本を読む。「漢籍を―・く」「歴史を―・く」
2 衣服の紐、特に、下紐を解く。
「秋風に今か今かと―・きてうら待ち居(を)るに月傾きぬ」〈万・四三一一〉
3 つぼみが開く。
「ももくさの花の―・く秋の野を思ひたはれむ人なとがめそ」〈古今・秋上〉
ところが、これを指摘されている、言葉の意味に使っているようである。
>「ひもとく」とは「繙く・紐解く」と書き、本の損傷を防ぐために包む覆い(帙(ちつ))の紐を解く意から、元来は本を読むことをいう。その「ひもとく」に、「調べる」「解明する」といった新しい意味が広まりつつあるというのがコラムの内容である。
http://club.japanknowledge.com/jk_blog/nihongo/20100517_post.html
第7回 「ひもとく」の新しい意味? 2010年5月17日
これも一言あってしかるべきところである。
コラムのタイトルとしてはそれなりにしゃれたつもりであろうけれど、連載900回を過ぎ、いよいよ1000になろうとする、その日本「誤」なるものは、まったく迷惑なことである。
942回の、辛らつな思い というのをその語のままにつくづく感じる。辛らつに思う。
この語もすでにふれてきたところでは、自分のことについて使うのは不適切だそうで、つらい思い 辛酸を嘗める という言いかえをあげていたが、その意味合いで使う思いと、辛らつな思い とは意味内容が異なるのであるから、辛らつ というのを、他人にかかわる事物に対して厳しい意見を言う場合に使われるとして、辛らつな批評 とだけ理解をしているのは、日本語のとらえ方がコラムの筆者だけの偏りがあって、間違いとする、その間違いを起こしすぎている。
なにについての、「誤」百科なのか。
このコラムを読んだ若者が、日本語をますますとらえがたいものに思い込んでしまう、そういう影響を起こしていることを知っているのだろうか、分かっているのだろうか。新聞社の編集にも・・・
ひもとく とあるので、これも何を意味するか。辞書の解説には意味には3つを挙げていて、繙く、としているつもりであろうが、
ひも‐と・く【×繙く/×紐解く】
[動カ五(四)]
1 《書物の帙(ちつ)のひもを解く意》書物を開く。本を読む。「漢籍を―・く」「歴史を―・く」
2 衣服の紐、特に、下紐を解く。
「秋風に今か今かと―・きてうら待ち居(を)るに月傾きぬ」〈万・四三一一〉
3 つぼみが開く。
「ももくさの花の―・く秋の野を思ひたはれむ人なとがめそ」〈古今・秋上〉
ところが、これを指摘されている、言葉の意味に使っているようである。
>「ひもとく」とは「繙く・紐解く」と書き、本の損傷を防ぐために包む覆い(帙(ちつ))の紐を解く意から、元来は本を読むことをいう。その「ひもとく」に、「調べる」「解明する」といった新しい意味が広まりつつあるというのがコラムの内容である。
http://club.japanknowledge.com/jk_blog/nihongo/20100517_post.html
第7回 「ひもとく」の新しい意味? 2010年5月17日
これも一言あってしかるべきところである。
コラムのタイトルとしてはそれなりにしゃれたつもりであろうけれど、連載900回を過ぎ、いよいよ1000になろうとする、その日本「誤」なるものは、まったく迷惑なことである。
942回の、辛らつな思い というのをその語のままにつくづく感じる。辛らつに思う。
この語もすでにふれてきたところでは、自分のことについて使うのは不適切だそうで、つらい思い 辛酸を嘗める という言いかえをあげていたが、その意味合いで使う思いと、辛らつな思い とは意味内容が異なるのであるから、辛らつ というのを、他人にかかわる事物に対して厳しい意見を言う場合に使われるとして、辛らつな批評 とだけ理解をしているのは、日本語のとらえ方がコラムの筆者だけの偏りがあって、間違いとする、その間違いを起こしすぎている。
サイレンにわかに急を告げるひもとく 日本「誤」百科 というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという...
刃物で刺され失血死
ひもとく 日本「誤」百科 というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという...