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0504 各地で集会

2014-05-04 | 日記
0504 各地で集会

憲法施行67年、各地で集会 平和の象徴 賛否続く 「9条世界遺産に」 「護憲派 現実的か」 中日新聞トップ記事、見出しである。20140504   
リードには、日本国憲法の施行から六十七年の三日、各地で憲法記念日の集会が開かれた、とある。   

中段左には、南部で衝突、 42人死亡 ウクライナ、混乱拡大 とある。20140504   
記事には、ウクライナ南部オデッサで二日、親欧米の政権支持派と親ロシア派が衝突し、タス通信によると、親ロ派が多数立てこもった建物の火災などにより少なくとも四十二人が死亡した、とある。    

写真記事は、華やか山車、浜辺ゆく 半田 亀崎潮干祭始まる とある。20140504   
記事には、 砂浜を進む山車が見どころの国重要無形民俗文化財「亀崎潮干祭(しおひまつり)」が三日、愛知県半田市亀崎地区で始まった、とある。




中日春秋
2014年5月4日

 草花という足元の小宇宙を撮り続ける埴沙萠(はにしゃぼう)さんが、『植物記』(福音館書店)で「のろまなフジ」の話を書いている。ある年の春、ひどい遅霜のため農作物に大きな被害が出て、野山の木の芽も枯れた。一斉に色づき始めていたフジのつぼみも枯れてしまった。ところが一株だけ咲いた

毎年ほかの株より二、三週間遅れて咲く「のろまな、はみだしもの」の株だけが霜に耐え、花を咲かせたのだ。埴さんは、<「自然」は、こんなときのために「はみだし」を用意してあるんだ>と感動したそうだ

一斉に咲き、一斉に実る。人類はそういう植物を好み、選んで育ててきた。野生のイネはそろって発芽せず、実ればさっさと種子を落とす。それが自然の知恵なのだが、それでは農業にならない

一斉に実り、しかも人が刈り取るまで穂が落ちない。そんなイネをつくり出したのは人類の英知だが、今年の中日文化賞の受賞者となった名古屋大学の松岡信(まこと)教授は「そうしてできた作物は、野生のイネが本来持っていた厳しい自然で生き抜く力を失っているのです」と語る

松岡さんはいま、一万年もの品種改良の歴史の中で捨て去られてきたたくましい力を、遺伝子レベルで見つけ、活(い)かすことに挑んでいるという

協調性がない、非効率だと切り捨てられてきた「はみだしもの」に潜む力は、どんな花を咲かせてくれるだろう。


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