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霊異記

2018-10-14 | 文法文章論

説話集、伝奇物語のジャンルである。作品名に、日本国善悪現報霊異記、平安時代初期に成立とされる。伝承最古の説話、著者は景戒。文献上、上、中、下の三巻構成はさまざまな典籍となる。日本語を形成するという視点から見れば、変則的な漢文で表記という説明があり、音注、訓義、釈など語にほどこされたノートは注目される。霊異という言葉は、れいい、りょうい、その発音をいずれにするか。音読み 呉音 : リョウ 漢音 : レイ その熟語には、悪霊(アクリョウ)・慰霊(イレイ)・怨霊(オンリョウ)・木霊(こだま)・言霊(ことだま)・御霊(ゴリョウ)・(みたま)・精霊(ショウリョウ)・(セイレイ)・死霊(シリョウ)・神霊(シンレイ)・聖霊(セイレイ)・全霊(ゼンレイ)・亡霊(ボウレイ)・幽霊(ユウレイ)など、読みにさまざまである。善悪についても、連声となって、ぜんあく ぜんなく さらには、ぜんまく となるが、仏典に影響されて、にっぽんこく ぜんなく げんぽう りょういき と、呼ぶ。その話は物語の伝奇性にある。



ウイキペディアより
>成立年ははっきりしないが、序と本文の記述から、弘仁13年 (822年) とする説がある。著者は奈良右京の薬師寺の僧、景戒である。景戒は、下の巻三十八の自叙伝において妻子とともに俗世で暮らしていたと記しており、国家の許しを得ない私度僧に好意的で、自身も若い頃は私度僧であったが後に薬師寺の官僧になったという。生国は、紀伊国名草郡。

ウイクショナリィより

>(レイ)みたま。一般に生物、特に人間が生きている間はその体内にあって、生命の源や精神そのものとされる、人や生物の死生観の根源的な解釈のための概念。生物が死ぬと、肉体そのものは残っても動かなくなるのは、霊が離れたものと解釈され、逆に、肉体が滅んでも、霊はこの世に残ると解されるようになった。


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