文章を句読で読むことは、日本語文章でのアナ読みなどに、よく行われている。
文章について文が複数あるもの、2文以上のまとまりとする文法による解説は、文の規定を取り崩してしまったことから、文章と文に撞着を起こしてしまっている。
サイトによって、その折衷による解釈で工夫をするので、国文法をベースにしてよくできた説明であるが、注意をしてみようと思う。句読点のつけ方で引用をしてきたので、大人のための文章力ガイド：第5回「句読点の正しい使い方とルールを覚えて文章を見やすくする」による、わかりよい方法である。
句は白川説で字義を見る。
字通に、説明があるところ、ネットサイトで利用の便があるので、引用する。
＞文意の終わるところを句、よみつぐところを読という （コトバンクより）
と見える。
普及版 字通「句(漢字)」の解説
＞
勹は人の句曲している形で、屈屍の象。
屈肢句曲の形より、句兵・句爪の意となり、句読・章句に句曲の点を用いるので、またその意となる。
まがった形の点。それで句読をつける、句読、句読によってくぎられた章句。
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日本語文法の基礎
A practical english grammar → A Practical Japanese Grammar
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ことばの単位
文章：いくつもの文が集まっているもの
段落：文章をいくつかのまとまりに分けたもの
文：まとまった1つの意味があり、句点(。)で終わるもの
文節：意味をこわさずに文を区切ったもの
単語：ことばとして一番小さな単位
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単文とは
単文とは、述語が1つの文のことです。最もシンプルな文の形です。
私は本が好きです。
主語 + 述語
重文とは、単文が2つ以上並列に重なった文です。接続詞で結ばれていることが多いので、切り離すことができます。
私は本が好きで、弟はスポーツが好きです。
主語 + 修飾語 + 述語、主語 + 修飾語 + 述語
複文（読み方：ふくぶん）とは、1つの単文の中に単文が組み込まれている文のことです。英語では、I think that〜のように、文の中に主語 + 述語が含まれている形です。学校文法では複文を取り扱わない場合があります。
私は父が買ってくれた絵を大切にしている。
[主部（主語 + 述語）] + 述語
upwrite 編集部
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