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部族

2021-08-17 | ニューストピック

インド空港に逃れたアフガンの一人がインタビューに訴えた。「世界がアフガンを見捨てた。信じられないことだ。私は逃れたが姉は残った。殺されるだろう。」

「空から人が落ちた」…飛行機にぶらさがった必死のアフガン脱出 中央日報日本語版2021.08.17
国奪われるとこうなる…貨物のようにすし詰め状態の600人の脱出シーン=アフガン 中央日報日本語版2021.08.17


https://www.bbc.com/japanese/58232861
カブール空港で大混乱 タリバンを逃れようと飛行機にしがみつく人たちも
2021年8月16日

アフガニスタンでは2001年の米同時多発攻撃の直後にアメリカ主導の有志連合が侵攻し、タリバンを政権から追放した。多くのアフガン人にとって、そのタリバンの支配が約20年ぶりに復活することを意味する、恐怖の日となった。

アフガニスタン情勢の変化:アメリカの作戦展開とタリバンの進攻
2001年10月: 9月11日の米同時多発テロを受け、ブッシュ米政権主導によるアフガニスタン空爆開始
2009年2月: アメリカはさらに兵士1万7000人の増派を決定。NATO加盟国もアフガニスタンへの増派などを約束
2009年12月: バラク・オバマ米大統領(当時)は、アフガニスタン駐留軍を3万人増員し、計10万人に拡大すると決定。一方で、2011年までに撤退を開始すると表明
2014年10月: アメリカとイギリスが、アフガニスタンでの戦闘作戦を終了
2015年3月: オバマ大統領が、駐留軍の撤退延期を発表。アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領の要請を受けたもの
2015年10月: オバマ大統領が、2016年末までは兵士9800人をアフガニスタンに残すと述べた。これ以前は、1000人を残し全軍を撤退させると約束していた
2016年7月: オバマ大統領は「安全保障上の不安定な状態」を理由に、2017年には米兵8400人が駐留すると発表。NATOも駐留を継続することに合意したほか、2020年までアフガニスタン政府軍への資金援助を続けると強調した
2017年8月: ドナルド・トランプ大統領(当時)が、タリバンの勢力拡大を受けた増派表明
2019年9月: アメリカとタリバンの和平交渉が決裂
2020年2月: 数カ月におよぶ交渉の末、アメリカとタリバンがドーハで合意に至る。アメリカは駐留軍撤退を約束
2021年4月: ジョー・バイデン大統領、9月11日までに駐留米軍を完全撤退させると表明
5月: 米軍とNATO各国軍の撤退開始
5月: タリバン、南部ヘルマンド州でアフガニスタン軍へ大攻勢開始
6月: タリバン、伝統的な地盤の南部ではなく、北部で攻撃開始
7月2日: カブール北郊にあるバグラム空軍基地から、米軍やNATO加盟各国軍の駐留部隊の撤収完了
7月21日: タリバンが半数の州を制圧と米軍幹部
8月6日: 南部ザランジの州都をタリバン制圧。タリバンが新たに州都を奪還するのは1年ぶり
8月13日: 第2の都市カンダハールを含め4州都がタリバン支配下に
8月14日: タリバン、北部の要衝マザーリシャリーフを制圧
8月15日: タリバン、東部の要衝ジャララバードを無抵抗で制圧。首都カブール掌握


アフガンAfghan 、阿富汗
アフガニスタン Afghanistan  イラン高原東部に位置し、中央アジアとインド亜大陸にはさまれた地域を占める国。一八世紀中頃アフガン(パシュトゥン)人が建国。


ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「アフガニスタン史」の解説
アフガニスタン史
>アフガニスタンは古代よりその地理的条件のため,東西文化交流の中継地として発展したが,他民族の支配を受けることが多かった。前5世紀頃アケメネス朝の支配下に入り,前4世紀,アレクサンドロス3世 (大王) 遠征後,ギリシア人によるバクトリア王国が成立,ギリシア文化が伝播した。1世紀に土着イラン系のクシャン朝が成立し,仏教の影響を受けたガンダーラ美術が発展した。その後ササン朝に従属し,またエフタルの侵入があった。 642年ササン朝が滅亡し,アラブの支配下に入り,イスラム化が進行した。
>89年 12月国際的な非難を受けたソ連は軍を撤退させ,92年反政府ゲリラが政権を掌握。しかし,ゲリラ同士の権力闘争は絶えず,イスラム原理主義組織タリバンの台頭を許し,96年のタリバンのカブール制圧以降,国土の大半が支配下におかれた。 2001年9月アメリカ同時テロが起り,アメリカ,イギリス軍の報復攻撃を受けたため,12月にタリバン政権は崩壊。その後,国際社会の協力のもとアフガニスタン暫定行政機構が発足した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


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