0508 脱原発

0508　脱原発

小泉・細川氏の新団体が発足　脱原発勢力結集へ 中日新聞トップ記事、見出しである。20140508
リードには、小泉純一郎（７２）、細川護熙（もりひろ）（７６）両元首相らは七日、脱原発を目指す「自然エネルギー推進会議」の設立総会を東京都内で開いた、とある。　　　

左の記事、見出しは、ＳＴＡＰ論文「再調査せず」　理研委、理事会に報告　とある。20140508　　
記事には、ＳＴＡＰ細胞論文の研究不正を調べていた理化学研究所の調査委員会（渡部惇委員長）は七日、著者の小保方（おぼかた）晴子ユニットリーダー（３０）からの不服申し立てを退け、再調査しない方針をまとめ、理事会に報告した、とある。
中見出しに「事実とすれば非常に悲しい」小保方氏　とある。　　　

その下の見出しに、タイ首相が失職　人事介入　職権乱用で違憲判決　とある。20140508 　　
記事には、タイ憲法裁判所は七日、インラック政権が行った国家安全保障会議事務局長の人事を違憲とする判決を言い渡した、とある。　　

紙面の中、囲みで、滋賀の嘉田知事３選不出馬表明　後継に民主議員指名　若い人に政策託す　とある。20140508 　
記事には、　滋賀県の嘉田由紀子知事（６３）は七日、七月十三日投開票の知事選に立候補しない考えを正式表明した、とある。








中日春秋
2014年5月8日

　「光の大切さが分かるのは、暗闇の中にいる時です。声の大切さが分かるのは、声を上げるなと言われた時です」。女子の教育の権利を訴え続けたため、イスラム武装勢力に撃たれ、瀕死（ひんし）の傷から立ち直ったパキスタンの少女マララ・ユスフザイさん（１６）は昨年七月、国連本部で自らの体験と教育への情熱を語った

貧困と不正、テロに立ち向かうために、「本とペンを持ち闘いましょう。それこそが私たちの最も強力な武器なのです。一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが世界を変えるのです」

マララさんは今、暗闇の中にいるアフリカの少女たちのために、祈り続けているはずだ。ナイジェリアの女子校をイスラム武装勢力が襲い、二百数十人もの生徒を拉致した

西洋流の公教育を敵視し、学校襲撃を重ねてきたこの組織の指導者が犯行声明を出したそうだ。「少女たちは奴隷として売り飛ばす」

全世界では小学校にも通えない女の子が三千万人を超え、奴隷のように扱われる少女たちが無数にいる。アフリカで起きたおぞましい出来事は、そんな世界の闇をあらわにしたのだ

それにしても、娘をさらわれた親御さんたちの心痛、いかばかりか。マララさんはナイジェリアの少女たちへの思いを、英ＢＢＣに語っている。「彼女らのことを忘れるということは、自分の姉妹を忘れてしまうようなものです」