半世紀、いやそれよりさらに10年以上もさかのぼって制作された映画を観た。
尼僧物語、オードリー・ヘプバーン扮する看護尼、信仰生活の現実を演出する。
NHKのBS放送、看護師にかかわって興味深かった。
自分はごまかせない、そして、神も自分も、となる主人公の思いは、父親をして頑固なところがってあってと言わしめる。そして結局は自分をごまかしきれない信仰の道に神をごまかせない行為のはてに告解に揺れることになる。信仰のすばらしさを如実に描いて見せているのは主人公のかたくな自分への思いであろう。ーーと感想を綴りだすと、よくできたムービーだということになって、そしてなぜに看護にかかわるのかとおもうところ、そういう修道なのであるが、博愛、慈愛、献身とそれはまた話題になる。
沈黙、謙譲と没我あるいは服従によって看護尼僧が作られるのか。
https://moviewalker.jp/mv6727/
尼僧物語
1959年8月22日公開、0分
キャサリン・ヒューム女史のベストセラー小説をもとに、「オクラホマ!」「地上より永遠に」のフレッド・ジンネマン監督が作った1人の修道尼の物語。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=37228
映画情報2023.01.13
オードリー・ヘプバーン“お気に入り”の名作
尼僧物語【坂本朋彦のシネフィル・コラム】
1月20日(金)[BSプレミアム]後1:00〜3:33