0214
安保法制化で自公に溝 集団的自衛権、与党が協議開始 中日新聞トップ記事見出しである。20150214
リードには、
自民、公明両党は十三日、他国を武力で守る集団的自衛権の行使を容認した昨年七月の閣議決定に基づき、新たな安全保障政策の法制化協議を始めた、
とある。
見出しに、「残業代ゼロ」骨格決まる 高度専門職対象、来春実施の意向 20150214
記事には、
働く時間ではなく「成果」で評価する「残業代ゼロ」制度を検討していた厚生労働省の審議会分科会は十三日、年収千七十五万円以上の高度専門職を対象とする新制度の骨格を盛り込んだ報告書をとりまとめた、
とある。
女性輝く企業に愛知県が太鼓判 中小には奨励金支給 20150214
>
女性が働きやすい職場づくりを後押ししようと、愛知県は女性の活躍に積極的な企業を独自に認証したり、中小企業による女性の活躍促進策に最大十万円の「奨励金」を支給したりする事業を始める
nikkeiより。
1面
車の安全基準、日欧で統一
来春にも、豪・ロシアも参加 新車投入早く/コスト減
政府は2016年春にも欧州やオーストラリアなどと自動車の安全基準を共通化する。シートベルトやタイヤなど約60ある審査項目のうち40を統一。輸出先で必要な安全審査が現在の数カ月から最短で1カ月程度になる。日本車メーカーが欧州市場などで新車をいち早く売り出しやすくなる一方、欧州車も日本市場での新車発売が早まりそうだ。
…続き
ソニー、自動運転技術開発へ ベンチャーと共同 建機・農機にも応用
エネルギー迫る選択の時(3)省エネ技術は宝 「使わぬ」知恵、成長の糧に
停戦合意後も戦闘 ウクライナ、双方に死者
春秋
戦争を回避する最後のチャンスはいつだったか。平和を維持しようという願いや決意が戦争容認に変わるのはいつなのか。その要因はなんなのか。これは
中日春秋
2015年2月14日
ベラルーシに、ハティンという村があった。今そこに建ち並ぶのは、家々ではない。「村の墓」である
第二次世界大戦中にナチス・ドイツは、ベラルーシで村々を焼き払った。村人を家屋に閉じ込め、まるごと焼き尽くす。そうして滅び、戦後も再興されることのなかった村が、ハティンをはじめ百八十六もある。そんな失われた村々の名を記憶するための墓標が、並んでいるのだ
そのハティンから南西五十キロにある首都ミンスクに、独仏、ロシア、ウクライナの四カ国の首脳が集まり、夜を徹しての談判の末、ウクライナ東部で激化する戦闘に休止符を打つことで合意した
「私の人生で最良の夜ではなかったが、いい朝を迎えられた」。ロシアのプーチン大統領はそう語ったが、合意された十五日午前零時からの停戦は、本当に果たされるのか。砲声響く夜を耐え続けた人々も「いい朝を迎えられた」と言えるのか。現地は祈る思いで、この週末を迎えていることだろう
残念ながら楽観はできない。ウクライナは米ロ両大国の思惑がぶつかる最前線だ。合意が無に帰せば、米国がウクライナへの軍事支援を強め、紛争は本格的な「米ロ代理戦争」になりかねない
かの地では、既に五千を超す人命が失われ、村人の姿が消えた集落もあるという。戦いに終止符が打たれねば、「村の墓」が建つことになってしまうだろう。
安保法制化で自公に溝 集団的自衛権、与党が協議開始 中日新聞トップ記事見出しである。20150214
リードには、
自民、公明両党は十三日、他国を武力で守る集団的自衛権の行使を容認した昨年七月の閣議決定に基づき、新たな安全保障政策の法制化協議を始めた、
とある。
見出しに、「残業代ゼロ」骨格決まる 高度専門職対象、来春実施の意向 20150214
記事には、
働く時間ではなく「成果」で評価する「残業代ゼロ」制度を検討していた厚生労働省の審議会分科会は十三日、年収千七十五万円以上の高度専門職を対象とする新制度の骨格を盛り込んだ報告書をとりまとめた、
とある。
女性輝く企業に愛知県が太鼓判 中小には奨励金支給 20150214
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女性が働きやすい職場づくりを後押ししようと、愛知県は女性の活躍に積極的な企業を独自に認証したり、中小企業による女性の活躍促進策に最大十万円の「奨励金」を支給したりする事業を始める
nikkeiより。
1面
車の安全基準、日欧で統一
来春にも、豪・ロシアも参加 新車投入早く/コスト減
政府は2016年春にも欧州やオーストラリアなどと自動車の安全基準を共通化する。シートベルトやタイヤなど約60ある審査項目のうち40を統一。輸出先で必要な安全審査が現在の数カ月から最短で1カ月程度になる。日本車メーカーが欧州市場などで新車をいち早く売り出しやすくなる一方、欧州車も日本市場での新車発売が早まりそうだ。
…続き
ソニー、自動運転技術開発へ ベンチャーと共同 建機・農機にも応用
エネルギー迫る選択の時(3)省エネ技術は宝 「使わぬ」知恵、成長の糧に
停戦合意後も戦闘 ウクライナ、双方に死者
春秋
戦争を回避する最後のチャンスはいつだったか。平和を維持しようという願いや決意が戦争容認に変わるのはいつなのか。その要因はなんなのか。これは
中日春秋
2015年2月14日
ベラルーシに、ハティンという村があった。今そこに建ち並ぶのは、家々ではない。「村の墓」である
第二次世界大戦中にナチス・ドイツは、ベラルーシで村々を焼き払った。村人を家屋に閉じ込め、まるごと焼き尽くす。そうして滅び、戦後も再興されることのなかった村が、ハティンをはじめ百八十六もある。そんな失われた村々の名を記憶するための墓標が、並んでいるのだ
そのハティンから南西五十キロにある首都ミンスクに、独仏、ロシア、ウクライナの四カ国の首脳が集まり、夜を徹しての談判の末、ウクライナ東部で激化する戦闘に休止符を打つことで合意した
「私の人生で最良の夜ではなかったが、いい朝を迎えられた」。ロシアのプーチン大統領はそう語ったが、合意された十五日午前零時からの停戦は、本当に果たされるのか。砲声響く夜を耐え続けた人々も「いい朝を迎えられた」と言えるのか。現地は祈る思いで、この週末を迎えていることだろう
残念ながら楽観はできない。ウクライナは米ロ両大国の思惑がぶつかる最前線だ。合意が無に帰せば、米国がウクライナへの軍事支援を強め、紛争は本格的な「米ロ代理戦争」になりかねない
かの地では、既に五千を超す人命が失われ、村人の姿が消えた集落もあるという。戦いに終止符が打たれねば、「村の墓」が建つことになってしまうだろう。