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けが

2013-09-12 | 日本語百科
けが、怪我と宛てる。けが は、負傷の意味で用いる。
もともとは、あやまってからだに傷を負うことと、説明されるように、過ち の意味がある。
汚れる、穢れるという意味の、けがる を語源とするという。

用例は中世以後か。
日本国語大辞典によると、あやまちをしでかすこと。そそうをすること、また、その事柄、あやまち、過失、として、
御伽草子・酒呑童子、室町末、心ゆるしてけがするな、
を挙げる。
また、思いがけず傷つくこと、過失によって負傷すること、また、その負傷、きず、として、
虎明本狂言、痩松、室町末~近世初、やれおのれははしたなひ女じゃ、おこせひならはやらふ、けがをするな、
を挙げる。
さらに、次の語義説明がある。  >江戸時代の法律用語。広義と狭義の二種があり、前期には無意犯全部、すなわち過失犯と偶然の出来事の両者を含む広義に用いられたが、後期には過失犯だけをさす狭義に用いられた。なお、過失犯には、不念で犯した重過失と、ふと犯した軽過失などが含まれた。






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