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部族争い

2016-01-14 | ほんとうのところは
 部族国家と言ってよいのかどうか、宗教色のゆえか、遠い地域、国のような気がする。
アラブと聞けば石油思い浮かんだころがあった

。それはいまも変わらない。
そのニュースが、サウジアラビアがイスラム教シーア派の指導者ら47人を処刑し、イランとの国交断絶を表明したというものである。

サウジとイランの対立は中東複合危機と呼ばれる形で米国、ロシアのの思惑が絡む。
スンニ派対シーア派の宗派戦争に発展するという構図が生まれると、わたしたちの理解を超えるところがある。

ISの引き起こすテロが加われば、ますます、その様相の解決の困難さを思わせる。
背景に宗教があり、その上に経済があり、地域の格差となる。

イランは、しかし、国際社会というものを政治にも社会にも持つのだろうか。
あるいはあまりにも西欧化された尺度で世界を見すぎているわたしたちなのだろうか。



nikkeinettoより。
ニュース複眼 対立深まるサウジ・イラン
  宗派戦争 誘発の可能性 明治大特任教授 山内昌之氏
  オバマ政権、不信招いた 米ヘリテージ財団上級研究員 ジェームズ・フィリップス氏
  サウジ、反発読み誤る カイロ大教授 ムスタファ・サイード氏
  背景に地域覇権争い 英セント・アンドルーズ大教授 アリ・アンサーリ氏
アンカー 米外交弱さ露呈 中東に力の空白

宗教指導者の処刑などをきっかけに、イスラム教スンニ派の王室が実権を握るサウジアラビアとシーア派の大国イランの対立が深まっている。中東の二大国が広げた混乱はシリア内戦の収拾を遠ざけるとともに、シリアを地盤とする過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)の活動を利しかねない。不安を鎮めるカギはあるのか。
>アンカー米外交弱さ露呈 中東に力の空白
 イランが激怒するのは目に見えているのに、なぜサウジアラビアは強硬姿勢なのか。両国に自制は働くのか。米欧ロの仲介努力は有効か。中東情勢を巡り浮かぶ主要な疑問に識者の見方は分かれるが、ほぼ一致するのはオバマ政権が率いる米外交の弱さだ。

 中東・北アフリカにも力の空白は生じている。「アラブの春」で独裁政権が倒れた国は軒並み再建に苦しみ、大国エジプトの存在感も中東和平の仲介役を果たしたころに比べればかすんでいる。混乱を和らげるための外交力を巡り原油の大半を中東地域から調達している日本も無関心ではいられない。


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