交流シネマという。劇場名ではない。映画鑑賞の時間である。クルド人を知ろうというので、イラン人映画人監督の作品を観た。バフマン・ゴバディ、Bahman Ghobadi、出身地はコルデスターン州クルド人居住地域、クルディスタン、クルド人で、映画にはクルド語を話す登場人物である。寓話と写実によってクルド人の現状を追求する、と解説するものがある。
http://www.atlase.net/column/50/50_column41.html
クルド語 国家なき「大言語」がたどった悲劇
>クルド人の居住地域は「クルディスタン」と呼ばれ、トルコ、シリア、イラク、イランなどにまたがっており、独立国家をもたないため人口の統計は困難だが、2500万程度の人口を擁するものと推計されている。
クルド人の話す言語が「クルド語」である。クルド語は、イランの言語であるペルシア語と同じインド・ヨーロッパ語族のインド・イラン諸語に属している。トルコ語はアルタイ語族のチュルク諸語、シリアとイラクで話されるアラビア語はアフロ・アジア語族のセム諸語に属する言語であって、クルド語の周囲では、ペルシア語を除いては出自の全く異なる諸言語が使われている。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=239830
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酔っぱらった馬の時間(2000)
A TIME FOR DRUNKEN HORSES
メディア 映画
上映時間 80分
製作国 イラン/フランス
公開情報 劇場公開(オフィスサンマルサン)
初公開年月 2002/10/05
ジャンル ドラマ
監督製作脚本: バフマン・ゴバディ
出演: アヨブ・アハマディ
アーマネ・エクティアルディニ
マディ・エクティアルディニ
国家を持たない“世界最大の少数民族”クルド人にスポットを当てた作品。イランの山岳地帯に暮らすクルド人姉弟が、親を亡くし、想像を絶する過酷な環境の下で懸命に生きる姿を、安易な同情を寄せ付けない圧倒的な力強さで描いた感動作。これが初監督作となるバフマン・ゴバディはイランの巨匠アッバス・キアロスタミ作品で助監督の経験を持ち、クルド人である自らの経験が本作に強く投影している。2000年カンヌ国際映画祭で2冠に輝いたほか、各地の映画祭で絶賛された。
イラン=イラクの国境地帯に住むクルド人の村。この村は密輸業で生計を立てている。地雷で父親が死んでしまい、残された5人の子どもたち。12歳の少年アヨブは家長として、家族を支えるため、そして難病に冒されたマディの手術代を稼ぐために危険な密輸のキャラバンに加わる。このキャラバンは、あまりの寒さに凍える馬(ラバ)に酒を飲ませて酔わせることで密輸品の大きく重いタイヤを担がせ山越えをする過酷なもの。その道中には無数の地雷と武装した国境警備隊が待ち受けている。それでも一家の全ての責任を背負ったアヨブに迷いはなかった。
<allcinema>
【ウェブリンク】
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=34000
あらすじ
イラン=イラク国境のクルド人の村。孤児になった5人兄弟の1人で、不治の病に侵されたマディの手術代を稼ぐため、弟のアヨブはイラクへの密輸行に加わる。それは、凍えた馬に酒を飲ませる厳冬の山越えだった。酔っぱらった馬に密輸品を載せ、武装した国境警備隊と無数の地雷が待つ決死の道行。たとえ手術が成功しても短い命と知ってはいても、兄弟たちはマディを思いやり、手術代のために姉は嫁入りし、弟は危険なキャラバンに加わるのだった。
http://www.atlase.net/column/50/50_column41.html
クルド語 国家なき「大言語」がたどった悲劇
>クルド人の居住地域は「クルディスタン」と呼ばれ、トルコ、シリア、イラク、イランなどにまたがっており、独立国家をもたないため人口の統計は困難だが、2500万程度の人口を擁するものと推計されている。
クルド人の話す言語が「クルド語」である。クルド語は、イランの言語であるペルシア語と同じインド・ヨーロッパ語族のインド・イラン諸語に属している。トルコ語はアルタイ語族のチュルク諸語、シリアとイラクで話されるアラビア語はアフロ・アジア語族のセム諸語に属する言語であって、クルド語の周囲では、ペルシア語を除いては出自の全く異なる諸言語が使われている。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=239830
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酔っぱらった馬の時間(2000)
A TIME FOR DRUNKEN HORSES
メディア 映画
上映時間 80分
製作国 イラン/フランス
公開情報 劇場公開(オフィスサンマルサン)
初公開年月 2002/10/05
ジャンル ドラマ
監督製作脚本: バフマン・ゴバディ
出演: アヨブ・アハマディ
アーマネ・エクティアルディニ
マディ・エクティアルディニ
国家を持たない“世界最大の少数民族”クルド人にスポットを当てた作品。イランの山岳地帯に暮らすクルド人姉弟が、親を亡くし、想像を絶する過酷な環境の下で懸命に生きる姿を、安易な同情を寄せ付けない圧倒的な力強さで描いた感動作。これが初監督作となるバフマン・ゴバディはイランの巨匠アッバス・キアロスタミ作品で助監督の経験を持ち、クルド人である自らの経験が本作に強く投影している。2000年カンヌ国際映画祭で2冠に輝いたほか、各地の映画祭で絶賛された。
イラン=イラクの国境地帯に住むクルド人の村。この村は密輸業で生計を立てている。地雷で父親が死んでしまい、残された5人の子どもたち。12歳の少年アヨブは家長として、家族を支えるため、そして難病に冒されたマディの手術代を稼ぐために危険な密輸のキャラバンに加わる。このキャラバンは、あまりの寒さに凍える馬(ラバ)に酒を飲ませて酔わせることで密輸品の大きく重いタイヤを担がせ山越えをする過酷なもの。その道中には無数の地雷と武装した国境警備隊が待ち受けている。それでも一家の全ての責任を背負ったアヨブに迷いはなかった。
<allcinema>
【ウェブリンク】
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=34000
あらすじ
イラン=イラク国境のクルド人の村。孤児になった5人兄弟の1人で、不治の病に侵されたマディの手術代を稼ぐため、弟のアヨブはイラクへの密輸行に加わる。それは、凍えた馬に酒を飲ませる厳冬の山越えだった。酔っぱらった馬に密輸品を載せ、武装した国境警備隊と無数の地雷が待つ決死の道行。たとえ手術が成功しても短い命と知ってはいても、兄弟たちはマディを思いやり、手術代のために姉は嫁入りし、弟は危険なキャラバンに加わるのだった。