語彙論で基本語彙が明らかにされた。基本と基礎の語彙があるが、基礎語彙はそれなりに意味内容があった。基礎となるものに対して基本が用語としての内容を持つようになったようである。すなわち基本語彙の設定には語彙の選定に語の出現率が勘案される。重要語を基本とするようなときには計量をしてその重要度の選定に語彙における使用度数を加味するようなことである
。したがって基本語彙には多く選定された語によって語彙を覆う範囲がとらえられる。語彙の延べ語と異なり語を設定することで得られる基本語彙である。出現頻度順に計量していくとその出現率の高い上位語を重要として基本語彙と呼ぶわけである。基本語彙のとらえ方は語の単位が共通すると資料に因っての偏りを解消しながら共通した語の項が得られて資料の総体をそれぞれに見ることができる。語彙調査を施し語彙量を決めて標本となる項目を見出し語とする延べと異なりの割合いを計る。基本語彙を選定しうるのはその数値の客観性にあると思われる。
したがって計算値が求められて割合が統計処理されるので、基本語彙にはその語の一覧に資料体とのかかわりで重要性の意味情報が付加されていることになる。この捉えかたによって語彙における項目すなわち語の数を語彙量とすることが進められた。調査には語彙の大きさから標本調査をする場合がある。また計算処理にはコンピュータを用いて数量的な膨大となる扱いを解決している。一般的に日常の言語生活に必要で、使用頻度の高い単語の総体とする。このとらえかたは1944年に既になされていた事が日本国語大辞典の用例で分かる。
日本国語大辞典
きほん‐ごい[:ゴヰ] 【基本語彙】
〔名〕
ある言語を用いて生活するのに必要と思われる、使用率が高く、使用場面の広い語の総体。ほぼ千五百語から三千語の間とされる。
*日本語基本語彙〔1944〕〈岡本禹一〉語彙調査の方法「普通日常使用語彙の90 から95 %を占める語彙をもって、基本語彙と名付けられて居り」。
調査を計算処理をして確実にしたのが1950年代以降にすすめられた調査であり語彙論であった
。したがって基本語彙には多く選定された語によって語彙を覆う範囲がとらえられる。語彙の延べ語と異なり語を設定することで得られる基本語彙である。出現頻度順に計量していくとその出現率の高い上位語を重要として基本語彙と呼ぶわけである。基本語彙のとらえ方は語の単位が共通すると資料に因っての偏りを解消しながら共通した語の項が得られて資料の総体をそれぞれに見ることができる。語彙調査を施し語彙量を決めて標本となる項目を見出し語とする延べと異なりの割合いを計る。基本語彙を選定しうるのはその数値の客観性にあると思われる。
したがって計算値が求められて割合が統計処理されるので、基本語彙にはその語の一覧に資料体とのかかわりで重要性の意味情報が付加されていることになる。この捉えかたによって語彙における項目すなわち語の数を語彙量とすることが進められた。調査には語彙の大きさから標本調査をする場合がある。また計算処理にはコンピュータを用いて数量的な膨大となる扱いを解決している。一般的に日常の言語生活に必要で、使用頻度の高い単語の総体とする。このとらえかたは1944年に既になされていた事が日本国語大辞典の用例で分かる。
日本国語大辞典
きほん‐ごい[:ゴヰ] 【基本語彙】
〔名〕
ある言語を用いて生活するのに必要と思われる、使用率が高く、使用場面の広い語の総体。ほぼ千五百語から三千語の間とされる。
*日本語基本語彙〔1944〕〈岡本禹一〉語彙調査の方法「普通日常使用語彙の90 から95 %を占める語彙をもって、基本語彙と名付けられて居り」。
調査を計算処理をして確実にしたのが1950年代以降にすすめられた調査であり語彙論であった