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さつき

2017-05-01 | 日本語百科
さつき に、皐月を当てる。この異名の語源由来を解説する。日本国語大辞典、辞書によれば、13の説がある。早苗の月が、さつき と、なったとするのが、わかりよいか。この字を当てて皐字の解釈がある。こうげつ と読めば、この字義によれば、>風雨にさらされている獣屍の形 字通より となって、さてこれは、どうだろう。


>20060501 皐月つきたつ
カテゴリ:思い遥かに

日の出時刻が5時2分、日の入りは18時37分。
明け方の気温は14℃になる、日中は25℃を越えた真夏日の予想だ。
晴れてよい天気になりそうだ。
5月になった。

皐月、さつき。
今日は何の日によると、五月は田植えの季節、早苗、さなえを植える月という意味で早苗月といっていたのを略して、さつきと呼ばれるようになったと、解説をする。
万葉集などでは五月と書いてサツキと読ませていたことから、皐月の字をあてるようになったのは後世のことと、あるが、いつごろのことであろう。
初夏の候、雨月、橘月などの異称もある、季節のコトバは多彩だ。

五月晴れ、八十八夜、立夏、麦秋、薫風、卯の花腐し(うのはなくたし)、田植え、新茶、鯉のぼり、菖蒲湯、初鰹




日本国語大辞典より

>(1)陰暦五月の称。《季・夏》
>ツツジ科の常緑低木。本州の関東以西、四国、九州の川岸の岩上などに野生し、また、観賞用として庭に植えたり鉢植えや盆栽などにする。幹は高さ約一メートルになり、枝はよく分枝して横にひろがり、若枝には葉柄、花柄、萼(がく)とともに褐色の伏毛を密生。葉は互生で枝の先に集まって付き、披針形で両端はとがり、縁はなめらか。五〜七月、春葉の開いた後、枝先に径四〜八センチメートルの漏斗状の花が一個、まれに二個開く。花冠は紅紫色で先が五裂し上面に濃紅紫の斑点があり、雄しべは五本で葯(やく)は帯紫色。おびただしい園芸品種があり、花色も白・紅・紫紅色や絞りなどさまざまである。陰暦五月に咲く花の意からこの名がある。漢名に杜鵑花を当てるが誤用。さつきつつじ。学名はRhododendron indicum 《季・夏》

語源説

((1)について)

(1)サナヘツキ(早苗月)の略。早苗を植える月の義〔奥義抄・和爾雅・日本釈名・大言海〕。

(2)サッサとのびるところからサは生い立つ頃の苗の名〔嚶々筆語〕。

(3)アサナヘツキ(浅苗月)の約転。アサは短く小さい意〔万葉考別記〕。

(4)ササナヘツキ(小苗月)の義〔古今要覧稿〕。

(5)サツキ(挿月)の義。サは挿苗の意〔日本古語大辞典=松岡静雄〕。

(6)狩りは五月がよいことから、幸月の義〔和訓栞〕。

(7)サツツキ(猟月)で、薬狩りをする月の意〔六歌仙前後=高崎正秀〕。

(8)雨が多いところから、サハノ‐ツキ(月)の略〔和語私臆鈔〕。

(9)雨が多いところから、サメツキ(雨月)の約セツキの転〔名語記〕。

(10)夜が短いところから、長月に対してサヨツキ(狭夜月)の義〔類聚名物考〕。

(11)サは発語。サ月は朧気な春の月と異なる清新な夏の月を愛でていうもので、天上の月の意が節季の月の意に移ったもの〔国語の語根とその分類=大島正健〕。

(12)サは「社」の別音Sa 。社祭を行なう月の意〔日本語原考=与謝野寛〕。

(13)サは耕作のことをいう古語。田植の月であるところから〔兎園小説外集〕。


>20060501 再編
カテゴリ:この国のカタチ

米軍の再編にかかわる費用が、日本負担額で260億ドル、約3兆円と試算されて、その内訳が不明確だと議論を呼んでいる。
日本の防衛費用だと、やむを得ぬ出費と取る向きもあるが、コイズミさんもそのような発言をしていた。
巨額負担、と題した、中日新聞のコラムに、沖縄密約の解説がある。
沖縄で施政権が日本に返還されたのは1972年5月のことだ。

沖縄返還にまつわる土地の原状回復にかかる400万ドルが、実は、米軍が払うように見せかけたという、日本が肩代わりした費用のことだ。
軍用地の復元に日本側の支払い約束があったとする、密約だ。
その後それを裏付ける外交文書が2000年と2002年に発掘されて、その実際が、密約があったとされて、返還時の日本政府の立場が議論されることになる。


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