現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

日本語語彙論 意味の記述5

2013-11-10 | 語と語彙
漢語と意味

日本語の漢語は意味とともにあった。形音義に拠る字書はそこにことばの説明があった。それを日本語にすることは、いまでいう和訓をつけること、漢文を訓読することであった。わたしたちの祖先はその漢字をそのままに、ことばとなにかを学んだ。漢語と意味は、その意義として既にあった。辞書に意味説明があった。和訓を集めた辞書は、字書のままに漢語の分析に規範があったのである。倭名類聚抄に和訓をしるし、日本語発音をくわえ、類聚妙義抄に漢文訓読による読みを集めて日本語の意味を示そうとしている。すでに佚書となった、日本に残巻をつたえる、原本系の玉篇を漢字の字書とする祖先は作文用例をもそこから学んでいる。おそらく類書となる詞の作文用にもちいられた文章規範もあったであろう。芸文類聚である。   


ウイキペディアより。
>『芸文類聚』(げいもんるいじゅう)とは、中国の唐代初期に成立した類書である。武徳7年(624年)、歐陽詢らが、高祖の勅を奉じて撰した。100巻。『北堂書鈔』・『初学記』・『白氏六帖』と共に、「唐代四大類書」と称せられる。
本書は、中国で現存最古の類書の一つであり、唐代以前の大量の詩文や歌賦等の文学作品を保存しており、その中の多くの作品は、すでに亡失して伝わらないものである。この書は46部に分類されており、部ごとにまた子目727を列ねている。
分類の編次は、故事を先に置き、すべて出処を注している。また、引用の詩文は、すべて時代を注している。その他の類書と比較して、本書の文献の輯集方法上の最大の特色は、「事」(事実)と「文」(詩文)の両条を併記して一条とし、類書の通例の体制を変更している点である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。