土曜日の秋分の日、そして日曜日と連休をもって、久しぶりの晴れに恵まれて、蔵書整理をした。まだまだ、さきが見えない。この4月来、やっと決めごとをして、本を処分するとなる。倉庫で積み上げた、箱詰めのものを動かす。さがしものをする。本のせなか、その背表紙が見えなくなると死蔵となるから、箱に入れたりするともってのほか、段ボールの表にインデックスよろしく覚えが書いてある、それも叢書かシリーズのものだと役立つが、そうでないと、ふたを開けることになる。閉めて張り付けたガムテープを外すが、中身を見ての積み直しはかなりの重労働である。本を知る者には横積みでも構わないのだけれど、よく知るには縦置きが一番で本棚の便利さである。いまその空間を持ちえないので、広げておける書斎とかあればよいというのはたやすいが、その思いをずっとし続けてきた。小説家の書庫、恩師の書庫、図書館の書庫、そして蔵書がたどる運命は、ここかしこ、記念の蔵書コーナーというのを見れば迫りくるものがある。古書屋の倉庫をのぞくとその思いも吹っ飛んでしまうような顛末となる。熱中症になるかというほど、それはならないように、汗だくになり、本のほこりを吸い、肩を痛めるほどに作業をして、労働が今日は終わった。いつまで続くか。
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