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日本語文法文章論 認知症の時代に

2014-04-29 | 日本語文法文章論
日本語文章論の解析である。主題主語の文章における機能を追求する。
~は と、人物の提示をを受ける。

みつえさんは行ったり来たりする 話しかける 幽霊扱いにする この文章における3文を主題主語として統括する。
朝日新聞コラム、天声人語、20140429 

みつえさんは、母は と、おきかえ、漫画の一こまに収まる。
主題主語は母にまつわる、介護の苦労となり、それを作者は描く、本にしたと紹介している。

次にその作者である、岡野さんは 認知症は この国の現状は と主題主語が続き、その 家族は 抱える問題に当面する。
名古屋高裁は 減額は あったが、判決を出した、その事実に、そんな窮地に 家族や施設は 追い込まれかねない と、コラムは主張して、仕組みづくりが急務である、と結ぶ。

みつえさんは
いまは
母は
介護の苦労は
作者は
岡野さんは
認知症は
現状は
家族は
名古屋高裁は
減額は
判決には
家族や施設は


認知症の時代に追いつけ
2014年4月29日05時00分

 みつえさんはあの世とこの世を自在に行ったりきたりする。先立った夫がそこにいるかのように「なあ、あんたァ」と話しかける。かと思えば、生きている息子を幽霊扱いにする。「あんたァ、近頃ゆーいちの現(で)るとばい」と

岡野雄一さんの漫画『ペコロスの母に会いに行く』のひとこまだ。いまは90歳を超えた母は認知症を患い、グループホームにいる。還暦を過ぎた長男が「『少しずつ忘れていく母』との日常を、オモシロおかしく淡々と描き留めている」作品だ

全編を彩る長崎弁がやわらかく、やさしい。介護の苦労は並大抵ではないだろうに、作者はそれをユーモアでくるんで温かい本に仕上げた。すでに20万5千部発行され、映画化もされて、去年のキネマ旬報邦画1位になった

岡野さんは先月、本紙地域面のインタビューで、自身の作品が世に迎えられたことについて「時代のせいとしか思えません」と話している。たしかに認知症はいまや誰にとってもひとごとではない。しかし、この国の現状はまだまだ時代に追いつけていない

91歳の男性が徘徊(はいかい)中に列車にはねられて亡くなり、ダイヤに遅れが出たから、家族は損害賠償せよ。JR東海の請求に対し、名古屋高裁は先週、当時85歳の妻の監督責任を認めた。一審より減額はしたものの、厳しい判決には違いない

負いきれない責任を負わされるなら閉じ込めるしかない。そんな窮地に家族や施設は追い込まれかねない。そうさせない仕組みづくりが急務である。






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