辞書にある述語 日本語の文法について その22 述語2
述語について規定すると、主語についてその動作・作用・性質・状態などを叙述するもの、とあり、鳥が鳴く 山が高い 彼は学生だ の 鳴く 高い 学生だ を例とする。このデジタル大辞泉はさらに、論理学の判断、命題において、主語について何か主張されている概念、とし、例えば、犬は哺乳類である における 哺乳類 とし、賓概念 賓辞、と説明を加える。主語に対するものと捉える。
また、百科事典マイペディアの引用は、主語について陳述する語をいう、とあり、英文法などではその主要語をなす動詞を述語動詞といい、人称・数において主語と呼応する、日本語の場合は述語を形式的に規定することは困難であるが、動詞、形容詞、形容動詞などが述語を構成し,文の主要な成分になっているとして、この引用部分では名詞についての言及がない。これは、サイトで以上については、部分引用を掲載と断る。
じゅつご【述語】①文の成分の一。文中で「何がどうする」「何がどんなだ」「何が何だ」における「どうする」「どんなだ」「何だ」にあたる語または文節をいう。「花が散る」「頰(ほお)が赤い」「あれが駅だ」における「散る」「赤い」「駅だ」の類。②〘論〙〔predicate〕判断・命題において,主語について何事かを述べる語。賓辞。これは、大辞林第3版の解説で、文節についてもとらえている。
しゅご【主語】①文の成分の一。文の中で,「何がどうする」「何がどんなだ」「何が何だ」における「何が」を示す文節をいう。「犬が走る」「空が青い」「花散る」における「犬が」「空が」「花」の類。主辞。 〔日本語においては,主語は必ずしも表現される必要がなく,文に現れないことも多い〕②〘論〙判断・命題において,述語によって何事かが述べられる当の対象。また,それを示す語。主辞。同上の引用。
この説明はともに具体的な言語表現において現れる言語の現象に即したものである。説明のための言語を用いることはないので、わかりよく規範文法の説明に使われることがある。日本語の文で、主語は、何が にあたるとし、形式は統一している。また加えて主語を必須要素としていない補足がある。何が何だ についての例文を、花散る としているようで、この説明には不足があるようである。
同じようにデジタル大辞泉の解説では、主語について、文の成分の一、文において、述語の示す動作・作用・属性などの主体を表す部分、としている。例文は、鳥が鳴く 山が高い 彼は学生だ という文で、何が に当たる部分をいう、のように説明するも、日本語では、主語がなくても文として成立する、という記述があり、名詞述語についての主語の言及は見えない。
この二つの辞書には共通して、何は何だ、という文を解説していない。述語の扱いに 何だ を示しながら、その例文にそれぞれ記述がない。何が を主語としながら、述語にはその対応する動詞述語、形容詞述語はみえるものの、名詞述語はその対応する語の説明がないのである。これはそれぞれの辞書に項目としての論理学がありその判断にかかわる説明でそれかえようとしているかのように見える。
述語について辞書の解説をサイトから引用をしてみると述語を核とした文の解説であることがわかる。
述語について規定すると、主語についてその動作・作用・性質・状態などを叙述するもの、とあり、鳥が鳴く 山が高い 彼は学生だ の 鳴く 高い 学生だ を例とする。このデジタル大辞泉はさらに、論理学の判断、命題において、主語について何か主張されている概念、とし、例えば、犬は哺乳類である における 哺乳類 とし、賓概念 賓辞、と説明を加える。主語に対するものと捉える。
また、百科事典マイペディアの引用は、主語について陳述する語をいう、とあり、英文法などではその主要語をなす動詞を述語動詞といい、人称・数において主語と呼応する、日本語の場合は述語を形式的に規定することは困難であるが、動詞、形容詞、形容動詞などが述語を構成し,文の主要な成分になっているとして、この引用部分では名詞についての言及がない。これは、サイトで以上については、部分引用を掲載と断る。
じゅつご【述語】①文の成分の一。文中で「何がどうする」「何がどんなだ」「何が何だ」における「どうする」「どんなだ」「何だ」にあたる語または文節をいう。「花が散る」「頰(ほお)が赤い」「あれが駅だ」における「散る」「赤い」「駅だ」の類。②〘論〙〔predicate〕判断・命題において,主語について何事かを述べる語。賓辞。これは、大辞林第3版の解説で、文節についてもとらえている。
しゅご【主語】①文の成分の一。文の中で,「何がどうする」「何がどんなだ」「何が何だ」における「何が」を示す文節をいう。「犬が走る」「空が青い」「花散る」における「犬が」「空が」「花」の類。主辞。 〔日本語においては,主語は必ずしも表現される必要がなく,文に現れないことも多い〕②〘論〙判断・命題において,述語によって何事かが述べられる当の対象。また,それを示す語。主辞。同上の引用。
この説明はともに具体的な言語表現において現れる言語の現象に即したものである。説明のための言語を用いることはないので、わかりよく規範文法の説明に使われることがある。日本語の文で、主語は、何が にあたるとし、形式は統一している。また加えて主語を必須要素としていない補足がある。何が何だ についての例文を、花散る としているようで、この説明には不足があるようである。
同じようにデジタル大辞泉の解説では、主語について、文の成分の一、文において、述語の示す動作・作用・属性などの主体を表す部分、としている。例文は、鳥が鳴く 山が高い 彼は学生だ という文で、何が に当たる部分をいう、のように説明するも、日本語では、主語がなくても文として成立する、という記述があり、名詞述語についての主語の言及は見えない。
この二つの辞書には共通して、何は何だ、という文を解説していない。述語の扱いに 何だ を示しながら、その例文にそれぞれ記述がない。何が を主語としながら、述語にはその対応する動詞述語、形容詞述語はみえるものの、名詞述語はその対応する語の説明がないのである。これはそれぞれの辞書に項目としての論理学がありその判断にかかわる説明でそれかえようとしているかのように見える。
述語について辞書の解説をサイトから引用をしてみると述語を核とした文の解説であることがわかる。