英国の首相は武漢肺炎COVID-19 の感染流行を予防するための休校は当面はしないと答えた。休校にすれば良いことと悪いこととがあると答えていた。ニュース映像に流れただけなのでその余のことではないが、そのときに、休校することの科学的根拠がないと言っていたから、どこかで聞いたことのあるような、メディアと野党議員が一斉に言っていたような、そんなことだったか。それで、休校から2週間たった国内では、学校再開の動きもあったりするなか、虚実について考えた。これは何よりまず、学校再開にこぎつけてよかったという思いからである。
英国の休校措置をとらないのは正しい。科学的根拠がないからである。
日本の休校措置をとったのは正しい。科学的根拠がなかったからである。
ここで、日本での措置をとったときに、瞬時に、思ったことがあった。それは、教員や保育士に感染者があったことである。クラスター感染を抑えるための、房の塊を教師や教諭が作り出したら、これはたまらないし、何より接触が多い子供たちであるから、そこにウイルスが変異、変性して子供に伝染することが始まったとしたら、大変である。中国では子供にかからないとか、日本の感染者にも若者はかからないとか言っていたから、それでいけば、休校はいらないはずであるが、幼児の休園は社会的影響から措置をしなかった、そして小中高校は休校となった。
いま、ほおっとしていて、これでいて、よかったのかと考える次第である。社会的問題を引き起こし、経済救済のことがあるにかかわらず、日本では良かったに違いない。幼児、児童の感染例はでているし、その拡大はなかったからであるが、まだ油断できない。
というようなことで、以上もこれからも科学的根拠のない話である。
ウイルスはどのように感染するのか、体内に感染して、どうなるのか、もっと敵を知らなければならない。
いまの流行では感染者に2通りを分ける、何らかの発病をする、肺炎などによる患者と、特に高齢者と持病のある人が危険な状態になる、一方で、症状がそのままで消えてしまう人と、その感染者は幼少、青少年、中年を問わずいるわけである。そしてその潜伏期間に5日から14日ぐらいの幅があって、ちょっと思い出してみるとーー
11月、中国で見られた現象が目に見え始めた12月3日ごろ、武漢医師の告発があって、すぐにも感染の数が増えていったにかかわらず、中国では武漢情報が抑えられて、2週間たって、中旬以降に大宴会があったりして、爆発的に増え始める下地ができてしまったようである。
そのときに、上層部による情報収集が慌てたか、武漢閉鎖を出すまで、その噂が出始めて、危機感ではなく、政府統制にある1000万市民の半数が、気軽にも故郷帰りなど脱出した、湖北省や、国外に広がるべく、なんと30万人、当初は500万ほどの人、つまり半数を言ったか、人々が移動したとか言われて、信じられないくらいのことを、ちょうど春節前の休暇のかけだしであったし、何よりも政府の命令は閉塞になるし、出てしまっているとして、結果として気軽に楽しんだと思うが、その移動者たちがアジアに、ヨーロッパに接触感染をひき起こしている結果になる。
そう思うが、春節時の中国内状況は刻々として変わっていって、春節が終わるころには、旅行から戻るに戻れないような、海外からは帰国を始めただろうけれど、そのひとたちが2次的な流行を見せる前触れであちこちにいたことになるのである。それは、海外の旅行先で、つまり2月初めから半ばまでには、その地にいた人たちに感染してからまた、その当地で2週間のうちに、発病していくように、3月に入ることになる。
欧州、ほかなど、それを気づかず知らずに感染者の隔離をする手立てに間に合わず、おこったことが、この3月半ばまでに発症者から、爆発するような感染状況のパンデミックだったのである。この間に、どこを見ていたのか、WHOは何ら人の移動を分析せずいて、感染症の把握をしないような、緊急事態宣言をしないでいい、それを避けるとか、パンデミックのようだとか、いまだに、人々が死にゆく恐ろしさに対して、世界に及ぼした武漢肺炎COVID-!9のゼロ号感染者の陰謀論に似た議論を放置したままである。
名古屋の感染経路と、その日数が明々白々である。クラスターでここまで多くの人数と死者を出しているのを、名古屋人はもっと真剣になった方がよい、危機感を持って対応にあたったか、しなかったか、知事の姿勢がわからない。熱田のスーパーとジムに起こった出来事を、一切報道することがなかったような、そのときどきの初動においてであるが、知事は聞いていなかったのか、聞いていて何もしなかったのか。福祉施設の状況は信じられないできごとばかりである