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漢字を書かない世代

2015-10-25 | 日本語表記
漢字を書かない、自書出来ない世代が増えた。
典型的にはケータイ操作による語の選択と、書くという練習がない、文字力の認知ができないというものである。

認識はしているが、書くということになると、認知行動になるので、文字書きが記憶にないことになる。
認知不足は脳障害によっておこるとされるので、世代に脳障害が増えているものではない。

書く練習を始めれば字形をとらえて書き順を言覚える脳の機能は備わるだろう。
言葉の認識はスマフォにおいてパソコン端末用に現れる語の候補によって十分に行っているのであるから、ワープロを使って文字を書く限りには、その世代の文字書きの能力は変わらなく備わったものとみることになる。

これを英文字も併せて書かない、書くことができないとしたら、学力の問題に関して何らかの不足があることになるが、必ずしもそういいうことではない。

読み書きそろばんのことでいえば、読み、パソコンで書き、計算機を用いるということである。
暗算、筆算をするかしないか、それができなくなる、という現象である。

表記行動でみれば、漢字の熟語を仮名交じり書きにする、となるわけである。
それも書かなければならないという場面であって、極端に言えば、自分の名前を漢字で書けなくなる。

という、隣国の若者の現象に似てくる。
日本語と言語の事情が違うので、それは、仮名書きに通用するようなことである。

あくた川賞、茶川竜のスケの作品は、ラ生門、ということが起こっている。
パソコンで語の選択、文字選択をすれば、芥川龍之介の、羅生門 と打ち出すことは容易なのである。

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