0206
小5男児刺され死亡 和歌山、作業服の男逃走 中日新聞トップ記事、見出しである。20150206
リードに、
小5男児が刺された現場付近を調べる捜査員=5日午後9時7分、和歌山県紀の川市で
五日午後四時二十五分ごろ、和歌山県紀の川市後田(しれだ)の住宅街の空き地で、すぐそばに住む市立名手(なて)小五年の森田都史(とし)君(11)が「男に胸を刺された」と近所の住民から一一〇番があった、
とある。
見出しに、名古屋圏、転出超過続く 14年人口移動、東京圏の集中加速 とある。20150206 朝刊
記事に、
総務省が五日公表した二〇一四年の人口移動報告によると、東京圏で転入者が転出者を上回る「転入超過」が十万九千四百八人に達した、
とある。
「人質の所在、日本に伝達」 トルコ外相が交渉支援明かす 20150206
>4日、アンカラで、トルコの情報機関が後藤健二さんらの拘束場所を把握していたと語るチャブシオール外相=共同
【アンカラ=共同】トルコのチャブシオール外相は四日、首都アンカラで共同通信と単独会見し、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件でトルコ政府が「信頼できる仲介者」を通じ、解放に全力を挙げていたが実らなかったと明らかにした。
nikkei見出しより。
1面
上場企業、今期最高益に
車・電機で1.2兆円増益 円安寄与、稼ぐ力も向上
上場企業の収益が拡大している。2015年3月期の経常利益は前期より3%程度増え、金融危機前で過去最高だった08年3月期を7年ぶりに上回りそうだ。原油など資源安が石油や総合商社で1兆円超の減益要因となるが、構造改革で稼ぐ力を高めた自動車と電機が円安を追い風に利益を1兆2000億円増やす。好調な企業収益は賃上げなどを通じた景気押し上げにつながりそうだ。…続き
目覚める資本 質を磨く(3)報酬に自社株導入数 275社 株主と社員目線合わせ
保険ショップに規制導入、商品比較義務に 割高手数料防ぐ
ヨルダンが報復空爆、「イスラム国」支配地域に
春秋
高速道路でおじいさんが車を走らせている。するとカーラジオから「高速を逆方向へ走っている車が1台あります。気をつけてください」とお知らせが流
中日春秋
2015年2月6日
「偽善者になりなさい」。そう説いたのは、東京大学でフランス文学を講じ、門下から大江健三郎さんら逸材を輩出した渡辺一夫さんだ
「偽善の勧め」という刺激的な題の文で渡辺さんは、善人でも、根はいいのに悪ぶる偽悪者でもなく、偽善者つまり<うわべをいかにも善人らしく見せかける人>になりなさいと説く(松田哲夫編『悪のしくみ』)
ただし、ただの偽善者ではいけない。条件があるという。誰にもあたりのよい「八方美人」程度では、偽善者としては「下の下」。千人万人を生涯だまし通すような偽善者になるべしと言うのだ
そう説く前提には、人間の根っこをじっと見つめる目がある。だれしも自分の底をのぞけば、そこには悪人が住みついている。悪人が暴れ出ないようにするには、せいぜい「善人らしく」ふるまい続けようとするしかないではないか、と
政府は、小中学校の道徳を「議論重視の教科」にする考えだという。「偽善の勧め」など道徳の議論にうってつけの題材だと思うが、政府の案には懸念もある。「教科」にすれば先生が評価することになるのだが、「人間とはどういう存在か、どう生きていけばいいのか」を問う行為に、果たして成績評価はふさわしいのか
悪い成績では困ると、先生におもねる。そんな「八方美人的偽善者」を育てる道徳教育になっては、元も子もなかろう。
小5男児刺され死亡 和歌山、作業服の男逃走 中日新聞トップ記事、見出しである。20150206
リードに、
小5男児が刺された現場付近を調べる捜査員=5日午後9時7分、和歌山県紀の川市で
五日午後四時二十五分ごろ、和歌山県紀の川市後田(しれだ)の住宅街の空き地で、すぐそばに住む市立名手(なて)小五年の森田都史(とし)君(11)が「男に胸を刺された」と近所の住民から一一〇番があった、
とある。
見出しに、名古屋圏、転出超過続く 14年人口移動、東京圏の集中加速 とある。20150206 朝刊
記事に、
総務省が五日公表した二〇一四年の人口移動報告によると、東京圏で転入者が転出者を上回る「転入超過」が十万九千四百八人に達した、
とある。
「人質の所在、日本に伝達」 トルコ外相が交渉支援明かす 20150206
>4日、アンカラで、トルコの情報機関が後藤健二さんらの拘束場所を把握していたと語るチャブシオール外相=共同
【アンカラ=共同】トルコのチャブシオール外相は四日、首都アンカラで共同通信と単独会見し、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件でトルコ政府が「信頼できる仲介者」を通じ、解放に全力を挙げていたが実らなかったと明らかにした。
nikkei見出しより。
1面
上場企業、今期最高益に
車・電機で1.2兆円増益 円安寄与、稼ぐ力も向上
上場企業の収益が拡大している。2015年3月期の経常利益は前期より3%程度増え、金融危機前で過去最高だった08年3月期を7年ぶりに上回りそうだ。原油など資源安が石油や総合商社で1兆円超の減益要因となるが、構造改革で稼ぐ力を高めた自動車と電機が円安を追い風に利益を1兆2000億円増やす。好調な企業収益は賃上げなどを通じた景気押し上げにつながりそうだ。…続き
目覚める資本 質を磨く(3)報酬に自社株導入数 275社 株主と社員目線合わせ
保険ショップに規制導入、商品比較義務に 割高手数料防ぐ
ヨルダンが報復空爆、「イスラム国」支配地域に
春秋
高速道路でおじいさんが車を走らせている。するとカーラジオから「高速を逆方向へ走っている車が1台あります。気をつけてください」とお知らせが流
中日春秋
2015年2月6日
「偽善者になりなさい」。そう説いたのは、東京大学でフランス文学を講じ、門下から大江健三郎さんら逸材を輩出した渡辺一夫さんだ
「偽善の勧め」という刺激的な題の文で渡辺さんは、善人でも、根はいいのに悪ぶる偽悪者でもなく、偽善者つまり<うわべをいかにも善人らしく見せかける人>になりなさいと説く(松田哲夫編『悪のしくみ』)
ただし、ただの偽善者ではいけない。条件があるという。誰にもあたりのよい「八方美人」程度では、偽善者としては「下の下」。千人万人を生涯だまし通すような偽善者になるべしと言うのだ
そう説く前提には、人間の根っこをじっと見つめる目がある。だれしも自分の底をのぞけば、そこには悪人が住みついている。悪人が暴れ出ないようにするには、せいぜい「善人らしく」ふるまい続けようとするしかないではないか、と
政府は、小中学校の道徳を「議論重視の教科」にする考えだという。「偽善の勧め」など道徳の議論にうってつけの題材だと思うが、政府の案には懸念もある。「教科」にすれば先生が評価することになるのだが、「人間とはどういう存在か、どう生きていけばいいのか」を問う行為に、果たして成績評価はふさわしいのか
悪い成績では困ると、先生におもねる。そんな「八方美人的偽善者」を育てる道徳教育になっては、元も子もなかろう。