感性と感受性と表現すれば異なるところがある。辞書義などは意味内容同じとする。感性は積極、感受性は受身であるという、受字に表される。感性を英語に sensitivityとするが、感性 emotion、知性と対照される感情的な あるいは、 feeling gut、本能的な反応となる。さきの sensitivity、sensibility に感受性のニュアンスがあるので、この感受性は、感性とは同じか。なかには、感性に最も近い単語は、heartstrings 心の琴線 と、とらえる方もいる。また、感性を、kansei とすることが行われているようである。知性と感性であれば、哲学の議論であり、感性と感受性となれば、感覚を扱うことにもなるので、その解釈には心理学がある。美に対する感性と、自然に対する感性と、それは日本的なものを研ぎ澄ました写生、花鳥風月の風景、写実という感性が現れて、日本における価値観となる。
かんじゅせい【感受性】 の英語・英訳
プログレッシブ和英中辞典の「感受性」の英訳
sensitivity; sensibility; susceptibility (▼sensibilityは情緒的多感であることを意味し,やや古風な語.susceptibilityは感情的刺激を受けやすい性質) ⇒びんかん(敏感)
https://ameblo.jp/dandorism/entry-12277989721.html
感性のある暮らし、未来を描く段取り - 子どもと家族と社会で感性を育む
感性に触れる暮らしが、自分らしい生き方を見つける。仕事や生活に追われストレスフルな毎日から開放されれば、日々を彩り楽しむ生き方から未来を描けます。五感で感じる毎日、幸せや健康、時間を充実させる段取りは人生を豊かにするはずです。
ウイキペディアより
>日本語の「感性」に対応するものはギリシャ語ethosとされるが、それに相当する英語が無いために、より近い物に感覚知覚や感受性を意味するsensibilityが使用されてきた。しかしながら、学会発表などにおいては「kansei」とそのまま音訳したものが使用し始められようとしている
日本人の感性感受性はそのままで、豐であるかどうかを言う。あるいは、強いととらえると、HSP、Highly Sensitive Person としての、いわば特徴的な、感受性の強すぎる状態を説明......
感受性はそのままで、豐かであるかどうかを言う。あるいは、強いととらえると、HSP、Highly Sensitive Person としての、いわば特徴的な、感受性の強すぎる状態を説明する。日本人の感受性による、その豊かさを強いとはかるのは、個々の人としてのいわば個性であるので、感性豊かな人と日本人一般として見る場合の豊かさとを区別する。感受性を、環境内の事象の変化を刺激として感受する能力を感度、刺激に対して興奮しやすい性質として、環境を広く日本の地域における自然風土におく見方とする。そこには四季折々の変化、気象による自然のようすと、山、川、海、そして平野に対する人口密集の都市と、日本人の生息する地域のひとつ、ひとつには明らかに、巡りくる時間の流れによる、その時々の刺激を受けることにある。そして、その性質をもって受容したものごとを、ことばにあらわすことを、日本人は営々としてしてきたのである。その表れが詞華となる、短詩型の文学に顕著である。