0402 理研調査結果
「STAP論文に捏造」 理研最終報告 改ざんも認定 小保方氏強く反発 20140402中日新聞トップ記事、見出しである。
リードには、 理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーらが発表した「STAP細胞」の論文について理研の調査委員会は一日、小保方氏が単独でデータを捏造(ねつぞう)や改ざんしたと認定し、他の共著者に不正行為はなかったと結論づけた、とある。
左の記事見出しには、17年ぶり値上げの嵐 消費税8% とある。4/2
記事の書き出しは、消費税の税率が一日、5%から8%に上がり、幅広い商品・サービスが一斉に値上げされた、とある。
トップ記事下の見出しは、塩野七生さんリーダー像語る 本社社長と対談 とある。 4/2
記事には、「ローマ人の物語」などで知られる作家の塩野七生(ななみ)さんと、本社の小出宣昭社長が一日、東京都内で対談し、日本社会や理想のリーダー像などについて語った とある。
その左の記事見出しは、FC岐阜新社長に恩田氏が就任へ とある。 4/2
記事には、サッカーJ2のFC岐阜の新社長に、金融業「Jトラスト」(東京都)の恩田聖敬(さとし)氏(35)が就任する見通しであることが、関係者への取材で分かった、とある。
中日春秋
2014年4月2日
>鉢植えのバラの芽が、どのくらい伸びるか。試しに測ってみたら、この三日で三センチ余。これが春の勢いなのだろう。桜満開の便りがあちらこちらから届いて、春らんまんである
とはいえ、気象庁の積雪情報を見れば、この国の長さと起伏を知らされる。列島の背骨が走る飛騨や信州の山里ではまだ雪が残っているし、東北や北海道では一メートルを超す雪に埋もれる地もある
米国生まれの詩人アーサー・ビナードさんは、「好きな日本語は?」と聞かれると、「残雪」と答えるそうだ。英語にも例えばremainingリメイニング snowスノー(残っている雪)やlingeringリンガリング snow(去りかねている雪)という表現があるが、説明臭かったり、語呂が悪かったり
<それに比べて、日本語の「残雪」はドンピシャリ。その端正な二字には無駄がない。響きも引き締まって、かといってきれいすぎず、濁音のラフなざらつきも残る。そこにぼくは、一種の悲壮美さえ感じる>と『日々の非常口』(新潮文庫)に書いている
ビナードさんが好きな「残雪」は、俳句で言えば、川端茅舎(ぼうしゃ)の<一枚の餅のごとくに雪残る>より、この句の光景なのだろう。<陰雪に蹴り喰はせてやるせなく>行方克巳(なめかたかつみ)
残雪が頑張り続ける雪国ほど、春の勢いもひときわ力強い。一斉に咲き誇るソメイヨシノもいいが、里山の萌木(もえぎ)の中で、たおやかに咲く山桜の美しさもまた、格別だ。
「STAP論文に捏造」 理研最終報告 改ざんも認定 小保方氏強く反発 20140402中日新聞トップ記事、見出しである。
リードには、 理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーらが発表した「STAP細胞」の論文について理研の調査委員会は一日、小保方氏が単独でデータを捏造(ねつぞう)や改ざんしたと認定し、他の共著者に不正行為はなかったと結論づけた、とある。
左の記事見出しには、17年ぶり値上げの嵐 消費税8% とある。4/2
記事の書き出しは、消費税の税率が一日、5%から8%に上がり、幅広い商品・サービスが一斉に値上げされた、とある。
トップ記事下の見出しは、塩野七生さんリーダー像語る 本社社長と対談 とある。 4/2
記事には、「ローマ人の物語」などで知られる作家の塩野七生(ななみ)さんと、本社の小出宣昭社長が一日、東京都内で対談し、日本社会や理想のリーダー像などについて語った とある。
その左の記事見出しは、FC岐阜新社長に恩田氏が就任へ とある。 4/2
記事には、サッカーJ2のFC岐阜の新社長に、金融業「Jトラスト」(東京都)の恩田聖敬(さとし)氏(35)が就任する見通しであることが、関係者への取材で分かった、とある。
中日春秋
2014年4月2日
>鉢植えのバラの芽が、どのくらい伸びるか。試しに測ってみたら、この三日で三センチ余。これが春の勢いなのだろう。桜満開の便りがあちらこちらから届いて、春らんまんである
とはいえ、気象庁の積雪情報を見れば、この国の長さと起伏を知らされる。列島の背骨が走る飛騨や信州の山里ではまだ雪が残っているし、東北や北海道では一メートルを超す雪に埋もれる地もある
米国生まれの詩人アーサー・ビナードさんは、「好きな日本語は?」と聞かれると、「残雪」と答えるそうだ。英語にも例えばremainingリメイニング snowスノー(残っている雪)やlingeringリンガリング snow(去りかねている雪)という表現があるが、説明臭かったり、語呂が悪かったり
<それに比べて、日本語の「残雪」はドンピシャリ。その端正な二字には無駄がない。響きも引き締まって、かといってきれいすぎず、濁音のラフなざらつきも残る。そこにぼくは、一種の悲壮美さえ感じる>と『日々の非常口』(新潮文庫)に書いている
ビナードさんが好きな「残雪」は、俳句で言えば、川端茅舎(ぼうしゃ)の<一枚の餅のごとくに雪残る>より、この句の光景なのだろう。<陰雪に蹴り喰はせてやるせなく>行方克巳(なめかたかつみ)
残雪が頑張り続ける雪国ほど、春の勢いもひときわ力強い。一斉に咲き誇るソメイヨシノもいいが、里山の萌木(もえぎ)の中で、たおやかに咲く山桜の美しさもまた、格別だ。