国連総会でトランプさんが演説をして、名指しをされた国のヘイトスピーチだと報道がある。国連がその演説で何が言われているのかは、その都度のニュース性をもって知らされるだけなので、なにを言ったか、それがどうであるかというのは、よく判断できるところではない。日本の安倍首相も演説を16分して、そのうちの14分が北朝鮮にかかわることであったというから、それを聞いてメモを取っていたその北朝鮮代表の姿が映しだされたりしている。さてその北朝鮮について、トランプさんは、ニックネームをつけて呼んだ、ロケットマンというのが、その地ではとても失礼な呼び方ただとする解説があったりで、また挑発による演説と武力誇示の誇張されたやり取りになるのだろう。その演説はニュースで知る限り、やはり外交のことがらになるにしても、ヘイトだとか、からかいだとか評される限りは、まともではない。国の大統領がその言をもって応酬し合うのはいつものことであるようで、そのニュースを知るか知らないかであるとすれば、ロケットマンに対して、完全に破壊すると言ってのけるのは尋常ではない。それだけ、核爆弾の開発について、あるいは核兵器の保有の良識が問われている。
http://www.bbc.com/news/world-us-canada-41327130
Trump's first UN speech met with criticism from some leaders
20 September 2017
From the section US & Canada
http://www.bbc.com/japanese/41329673
トランプ氏、初の国連演説 「ヘイトスピーチ」と批判も
2017年09月20日
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ドナルド・トランプ米大統領は19日、ニューヨークで開かれている国連総会に出席し、初めて演説をした。「ならずもの独裁国家」とイランなどを名指しし、やむを得ない場合は北朝鮮を「完全に破壊する」と述べるなどした内容は、国連総会での首脳演説としては異例で、名指しされた国々は「ヘイトスピーチ」だと反発している。
トランプ大統領は国連総会の一般討論で演説し、北朝鮮の最高指導者・金正恩氏を「ロケットマン」と呼び、「ロケットマンは自殺任務に突き進んでいる」と発言。米国が「自分や同盟諸国を防衛するしかない状況になれば、我々は北朝鮮を完全に破壊するしか、選択の余地はない」と述べた。
トランプ氏の国連演説は、自国民の生活改善に努める主権国家で構成される世界について語りつつも、「この惑星にとって災いとなっている」「ならず者国家」を名指しして非難することに大半の時間を費やした。その上で、「正義の側にいる多数」が「悪しき少数」に対決するよう呼びかけた。
トランプ氏は、イランが「見せかけの民主主義のふりをした、腐敗した独裁国家」で、「主要輸出品は暴力と流血と混沌だ」と名指しで非難し、2015年のイランとの核開発合意は「米国にとって最悪で最も片務的なやりとりのひとつだ」と批判。ベネズエラ政府についても、腐敗した「社会主義独裁国家」で、米国は行動に出る用意があると警告した。