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学習

2017-09-20 | 日本・日本人
学習を学ぶ習うと訓じた。その意味内容を持つ言葉が日本語にあった。これは偶然であるか、言語によって少しの違いはあれ、似たような表現があるということだろう。しかしそれを学習または学習するというふうに日本語に取り入れて学ぶことと習うこととを行った。それは単なる模倣ではない、修練ではない、学習するものには思想と生活、政治と人生があった。日本の風土にあって勤勉であることが学習に加えられて勉強するという努力が行われた。その学習にまた研究があり、創意工夫のもととなった。学習はすべてにわたって行動規範となり、民族を維持、堅持する何ものかになった。学習は人間の成長にとってそれを実行することが人格形成につながる。日本人の性格は学習によって作り出された独自性となる。学習の対象は常に言語とともにあったからである。どの言語であれ、また言語に伴う概念、哲学、科学思想をもその対象になった。誠に学習する希有な民族である、日本は。






日本人の学習性

学習は日本人にかぎらず、地域と風土によるところ、学習能力として、そこに生き続ける民族の一人一人の遺伝子にある。環境と習慣に支配されるとみるのは個人よりも集団にあるが、日本人の学習......



学習は日本人にかぎらず、地域と風土によるところ、学習能力として、そこに生き続ける民族の一人一人の遺伝子にある。環境と習慣に支配されるとみるのは個人よりも集団にあるが、日本人の学習にもその現象がある。学習という語を使えばすでにそれには漢字文化圏の影響があった特異性がある。言葉と学びである。もの学びとした祖先は、学ぶことをどう行ったのか。またさらには、習うことをどうとらえていたか。学習という語でとらえるようになるのは、その語の使用場面が学校教育制度を取り入れて始めたころのことと想定して、学習として意識される前にはその学習性というべきは何であったかを考える。学んで思う、思って学ぶ、学んで習う、これを繰り返し、詞に学び、それを実践してきた祖先の知恵である。



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