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日本言語8 日本と語と

2020-03-09 | 日本語言語

日本語という、この語を説明できるか。日本、そして、語というふうに、語構成をわけることになるが、その日本という国号をわたしたちはいつまでもとらえきれない。わたしに解決した、日本国名考、国号についての、日本国、大日本帝国、この呼称で、憲法に規定するものではないが、国号についての日本は、ここに冠したことで定まったと言える。それより以前には、徳川幕府、安土桃山、室町と遡って、対外的には、日本王また日本国王と、天皇に対して名乗った親書がある、その名をもっても、やまとおおきみ、か、やまとのくにのおう、なのか。受け取った方では日本をどう発音したか、漢字音の例になる。すでにジーベンかジッポンからか、日本ではなくなっていると推測できるから、この経緯にも、やまと から、日本となると、通行したのは漢字表記の正しさである。正しく言えば、これも対外的に、ひのもと として、日本をあらわしたころからの、日本と漢字が国号としてつたえられている。どう読んだか、その発音を決定するものはない。日本と書いてヤマトでよかったし、大日本と書いてオオヤマトであったのであるが、漢字音読みをしなければならないときに、この表記でそのときの字音を当てている。政府がそれを明治以降に、議会で、変わらず繰り返しているのは、NIPPONという発音の採用である。その通りでよいはずが、なぜかまた、国内での二ホンという読みを通用することを添えて認めている。結局は、日本と漢字で書けば、わたしたちには、二ホン、ニッポンのいずれをも名としている。それならば、日本語はヤマト語なのかとなるとそうはならない。そのまま日本語をひとかたまりにしたように、つまり固有名詞のとらえかたで、日本語という言語にしている。ここでまた国語という名詞を持ってくれば、その違いを日本語の説明のためのスタートにすることになる。どうして国語なのか。これも繰り返し述べることで、国語国字問題の国語であったはずである。もとは国字のことであったろうが、国語国字となって、和語和字からすれば、国語が定着したのは、その国語国字に合わせた言語である中央集権のための語、公用にする標準語とすべく教育に名をとって国語科目とした、その国語となったのであるから、日本語とはならなかったのは、近代教育の普及にあったようである。幼少から国語を身につける、それは標準語教育であったはずである。さて、ここで日本語、国語という、その語というのは何かということになる。日本言語と言ってきたのであるが、国語言語とは使えないか、いいにくいので、国語に対比した外国語をもちいて、その言語であることを意識するようになる。日本語は、中国では、日語で通じる、日文ともなる、すると語と文と、やはり用法があることになる。現代中国語では、両方を同じように使っているので、語、文、これを単独での漢字の意味内容を知ることになる。語がはなすこと、文がその表現のいろいろとなる。語言、文言とそのちがいがあるものの、語言は言語か話、文言は文章か文語という使い分けで、語言そのもので言語となる。ちなみに日本の翻訳語である言語学を中国では語言学とする。語については、言と語と文と、それぞれにとらえるところがあってよい。言うこと、語ること話すこと、文字にした表現として、文章の見方がある。



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