床屋と言っていた。それからはずっと、バーバーズなる散髪屋に行った。
さてきょうは、9時半に入って10時前に終わった。10分プラスアルファの手際よさである。店にはイスが8つほど、繁盛しているのだろうけれど、職人さんも5人程、いきなり番号指定のチェアで待つことになる。
スタンバイして、と言われて、なるほどふだんはこうなのかと、料金が半分の仕上がりはいかが、毛量がもうわたしの頭にないのだから鋏で伸びた髪の裾をカットする。ここまでなら地下鉄駅などのカットだけと変わらないし、それこそ10分内だろう。
それには利用していて何回か行くと顔そりがしたくなるので町の40分ぐらいかける床屋になるが、丁寧なことでそれはそれでリラックスになる。そんなサイクルを1200円で新聞のチラシにお目にかかったのは3年前のこと、地下鉄の駅で終点になる。敬老パスの使い勝手で便利にいくことができ、仕上がりは上々だし、時間も普通の半分以下、スピードのカットやにはない顔剃り、洗髪がついてそれ以上を望まない、肩もみだとか何とかを必要とせずに気楽なところであった。
それからは2カ月に1回のペースでここ2年ほどはこれまでの町の床屋に行かなくなった。
スタンプがあって日付の記録で髪の具合に時期を知ることになって甚だ都合がよい。実は車で行けば遠回りにならずに近いということが分かった。駐車場があいていれば土日を除いた時間には停めやすい。
さてさてそれから今日のカット、髭剃り、仕上げの分業よろしく、その見事な手さばきならぬ客さばきに感心してシニアサービスがあるので似たような方々がわんさか、火曜水曜日の休み明けの賑わいであった。1600円なり。
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