現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

品詞分解

2020-12-13 | 日本語文法

品詞分解、品詞名にあるもの、そもそも parts of speech の訳語とすれば、話部といった松下学説は、なにを指していたか、それはおいて、品詞はいくつかと、西欧の言語に多く見える8品詞に対して、典型はスペイン語の7品詞とも、日本語は10品詞とすると、実は、日国大の凡例のように11品詞とする例がある。品詞になる要素、それに準ずるものなど、5ほどを加える。枕詞をここになぜか挙げる。古典の語の用法を加えるので、もう少し注意がいるところ、代名詞があって、語には何を採用したか。さて10品詞と覚えやすくするが、11品詞に数えることがあるのは、数詞、また指示詞がある。学校教育での英語にも同様のことがあり、英語品詞の数は11ないし12を数えるものがある。日本語文法の品詞ということだろう、ウイキペディアには、日本語の基礎をも、国文法、英語文法のほかに、あげている。


日本国語大辞典 第二版
>凡例
品詞欄について
1 見出し語について、次の品詞表示を設ける。
名詞 〔名〕
代名詞〔代名〕
動詞 〔自カ四〕 …… 自動詞カ行四段活用
 自動詞・他動詞の区別を、自・他で示し、活用する行とともに活用の種類を次の略号で示す。

 四段活用   四 (現代語は便宜上 五 と示す)
 上一段活用  上一
 上二段活用  上二
 下一段活用  下一
 下二段活用  下二
 カ行変格活用 カ変
 サ行変格活用 サ変
 ナ行変格活用 ナ変
 ラ行変格活用 ラ変
形容詞 〔形ク〕 …… 形容詞ク活用
〔形シク〕 …… 形容詞シク活用
〔形口〕 …… 形容詞口語形活用
形容動詞 〔形動〕 …… 形容動詞ナリ活用
〔形動タリ〕 …… 形容動詞タリ活用
〔形動ナリ・タリ〕 …… ナリ活用・タリ活用両様あるもの
副詞 〔副〕
連体詞 〔連体〕
接続詞 〔接続〕
感動詞 〔感動〕
助詞 〔格助〕 …… 格助詞
〔副助〕 …… 副助詞
〔係助〕 …… 係助詞
〔接助〕 …… 接続助詞
〔終助〕 …… 終助詞
〔間投助〕 …… 間投助詞
助動詞 〔助動〕
接頭語 〔接頭〕
接尾語 〔接尾〕 …… 助数詞を含む。
造語要素 〔語素〕 …… 造語要素としてのはたらきのある和語・外来語
漢字語素 〔字音語素〕 …… 造語要素に準ずる漢字音の要素
連語 〔連語〕 …… 親見出しに立てられても単語とみなされないもの
枕詞 〔枕〕 …… 品詞に準じて示す。
以上のほか、方言の動詞・形容詞・形容動詞・助詞については、それぞれ、細かい分類注記を省略して、〔動〕〔形〕〔形動〕〔助〕と示す。
2 品詞欄に準ずるものとして、次の注記を、語釈の冒頭に加える。
(─する) …… それに続く語釈に関して、サ変としての用法も存在することを示す。ただし、その見出しの語の語釈すべてについてサ変の用法が認められるものについては、いちいち注記しない。
3(形動)(形動タリ) …… その語、ないし、それに続く語釈に関して、形容動詞としての用法も存在することを示す。
固有名詞は、特に品詞名を示さないで、普通名詞と区別する。


日本国語大辞典
だい‐めいし 【代名詞】
解説・用例

(1)品詞名の一つ。ある場面または文脈の中で、人・事物・方向などを、固有の、また一般の名称を用いずに、直接個別に指し示すのに用いる語。「秀吉」に代わる「彼(人称代名詞)」、「その花」に代わる「それ(指示代名詞)」、「この学校」に代わる「ここ(指示代名詞)」など。日本語では、自立語で活用がなく、単独で主語となることができる性質が名詞と同じなので、名詞(体言)の下位区分の一つとする考え方もある。なお、「こいつ・その方」など、「こ・そ」等が普通名詞に融合したものが代名詞を多様にし、また特に人に関する名詞が人代名詞的に用いられることが少なくない。その他、印欧語と比較した場合、関係代名詞を欠くこと、事物(指示)代名詞の体系が人(人称)代名詞における三称の別によく対応していることなどが特徴的。指示の機能から、連体詞「この・あの」等、副詞「そう・どう」等とともに「こそあど」という一語類をたてる説がある。
*小学日本文典〔1874〕〈田中義廉〉二・一八「一種の詞を以て、一度、記したる名詞に代へ、用うることを為せり。此詞を、代名詞といふ。〈略〉『正成は忠臣なり、尊氏は逆臣なり』などいふを、『これは忠臣なり、かれは逆臣なり』などいふとき、コレなる詞は、正成といふ名詞に代へ用ゐ、カレなる詞は、尊氏といふ名詞に代へ用うるが如し」


ジャパンナレッジ
小学館 ランダムハウス英和大辞典 第2版
>凡例
品詞
見出し語の品詞の表示は、語義に先立ってイタリック体の略記号を用いて示した。
n. noun 名詞
pron. pronoun  代名詞
relative pron. 関係代名詞
v. verb  動詞
v.t. transitive verb  他動詞
v.i. intransitive verb  自動詞
auxil.v. auxiliary verb  助動詞
adj. adjective  形容詞
adv. adverb 副詞
prep. preposition 前置詞
conj. conjunction 接続詞
interj. interjection 感嘆詞
definite article 定冠詞
indefinite article 不定冠詞
pref. prefix 接頭辞
suf. suffix 接尾辞
comb. combination 連結詞
superl. superlative 最上級


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%81%E8%A9%9E
ウイキペディアより

益岡・田窪 (1992: 8) は次の11品詞を設けている。
品詞名 基準 例
1 動詞 単独で述語になる 歩く、倒す、話す、ある、いる[8]
2 形容詞 単独で述語になり、かつ、連体修飾語として働く 寒い、強い、長い、勤勉だ、高価だ[9]
3 判定詞 名詞に接続して、述語を作る だ、である、です[10]
4 助動詞 述語に接続して、複雑な述語を作る のだ、わけだ、はずだ、だろう、らしい[11]
5 名詞  主題や補足語の中心要素になる ひと、もの、誰、大勢、1つ[12]
6 副詞 連用修飾語として働く ゆっくり、少し、たっぷり、かつて、ぜひ、当然、実は[13]
7 助詞  名詞に接続して主題や補足語を作ったり、名詞と名詞、節と節を接続したりする 
が、は、も、さえ、と、か[14]
8 連体詞 連体修飾語として働く あらゆる、たいした、大きな、例の[15]
9 接続詞 文と文を接続する しかし、なぜなら、すなわち、また、なお、あるいは[16]
10 感動詞 単独で文になることができる あ、なんと、はい、なるほど、ええと、もしもし、はて、さてと[17]
11 指示詞[* 6] 現場や文脈における人やものを指し示す働きをする これ、それ、あれ、この、その、あの、こう、そう、ああ[


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。