長月晦日、この1年半は時間がとまったように過ぎていった。2020年3月から2021年9月まで。令和3年も矢のように過ぎ行く。季節の推移にもその激しさがあるようである。新型コロナウイルスの引き起こした社会情勢の閉塞である。3密回避、社会距離、マスク着用など、人流の抑制、遠距離旅行の中止など、なにもかもが自粛という語にすべて現わされる。ノーマルにニューノーマルの経済と社会の動きはなんだったのか。
> 社会に大きな変化が起こり、変化が起こる以前とは同じ姿に戻ることができず、新たな常識が定着することを指します。
というような解説は、具体性をどうとらえるか。緊急事態がノーマルになってしまったかの大都会で宣言が解除されれば元には戻れないとは、いまだ、感染流行のリバウンドを恐れての規制がかけられる。
ポストコロナソサイエティ―の出現を考える。
https://www.i-learning.jp/topics/column/useful/newnormal.html
ニューノーマルとは?ポストコロナ時代の新たな働き方とその課題
>ニューノーマルという言葉自体は、新型コロナウイルス感染症の発生よりも前から存在していました。
初めてニューノーマルという言葉が用いられたとされているのは、世界中にネットが普及し本格的なテックカンパニーが台頭してきた2000年代初頭。投資家のロジャー・マクナミー氏によるものです。ネット社会が到来したことによりこれまでのビジネスモデルや経済論理が通用しなくなるという考えでした。
リーマンショック後の2009年には、エコノミストであるモハメド・エラリアン氏が著書内で第二のニューノーマルを提唱。経済が深刻な金融危機から回復したとしても、根本的な課題解決に至らない限りは元の社会には戻らないと論じたのです。実際、リーマンショックで痛手を負ったことにより人々の意識は大きく変わり、資本主義社会から持続可能な社会への変革が進みました。
新型コロナウイルスによるニューノーマル
>コミュニケーションの改善
ニューノーマルな働き方では、人との対面接触をできる限り減らすことが基本となるため、プリコロナ時代とはコミュニケーションの取り方が大きく変わってきます。
社内コミュニケーションでいえば、離れた場所で仕事をするようになることで、電話を掛けたりメールやチャットといった文字でのやり取りをしたりする必要性が出てきます。
しかし、今までなら直接声を掛けて疑問を解消していたのが、電話やメールをするとなると面倒になってしまい、確認をせずに自己解決してしまう場面も増えてくるかもしれません。これは、すれ違いが起こるなどのトラブルの元となり、ひいては生産性やチームワーク力の低下につながります。 テレワークを導入する場合には、従業員同士がストレスなくコミュニケーションを取れるよう、チャットなどのグループウェアを整備しましょう。加えて、どのようにコミュニケーションを取っていけば良いのかなどを従業員に改めて考えてもらうべく、研修などを実施することも重要です。
1on1ミーティングが対面で実施できず、部下との信頼構築がうまくできなくなるといったケースも散見されます。このような場合には、オンラインミーティングを行う際などに相手との信頼感を高めるべく「傾聴」を実行してみると良いでしょう。 傾聴スキルはリモート営業にも役立ちます。画面越しでの会話が中心となるオンライン商談だからこそ、しっかりと相手の話に耳を傾け、相手の信頼を獲得することの効果は高くなります。
>ニューノーマルの時代においては、求められるスキルも変わっていきます。
コミュニケーションスキル
オンラインでコミュニケーションを取らなければならないため、今後は、文章でのコミュニケーションスキルや、オンライン通話などでの会話スキルが求められるでしょう。
モチベーションマネジメントスキル
従業員のモチベーション維持のためには、上長によるフォローも大切です。そのためには、管理職のモチベーションマネジメントスキルが必要となります。
もちろん、従業員本人が自身のモチベーションを管理するためのスキルも必要です。
セキュリティスキル