アミロイドと呼ばれる異常な蛋白質がさまざまな臓器に沈着し障害を引き起こす疾患。沈着は、神経・心臓・腎臓・消化管・呼吸器・骨・関節などさまざまな臓器、心機能の異常や不整脈などを来すものを心アミロイドーシス
厚生労働省指定の難病「心アミロイドーシス」
全身性アミロイドーシス(amyloidosis)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/207
全身性アミロイドーシス(指定難病28)
>認知症の原因の過半数は脳にアミロイド沈着(老人斑)を起こすアルツハイマー病であること、また、高齢者では脳血管壁へのアミロイド沈着(アミロイドアンギオパチー)により、脳葉型の脳出血や皮質、皮質下に微小出血を引き起こすことも知っておくべき重要な知識である。
猪木さんが闘った難病「全身性アミロイドーシス」 発症メカニズムは不明
2022/10/1
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1日に死去したことが分かった元人気プロレスラーのアントニオ猪木さんは、厚生労働省指定の難病「全身性アミロイドーシス」との闘病を続けていた。同省のホームページ(HP)によると、国内での患者は現在約2000人。猪木さんは、令和2年7月に自身のツイッターで「心アミロイドーシス」(全身性アミロイドーシスが部分的に現れた症状)と闘病していることを公表していた。
難病「心アミロイドーシス」を公表 元楽天監督・田尾安志氏の思い
2022/6/12
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アミロイドーシスとは一般には耳なじみのない病名だが、誰にも発症の可能性がある。「アミロイド」と呼ばれる繊維状の異常タンパク質が臓器に沈着し、機能障害を起こす病気だ。
田尾氏は全身性のものだが、ある臓器に限定してアミロイドが沈着する「限局性」のものもある。脳に限局する脳アミロイドーシスがアルツハイマー型認知症だ。はっきりとした原因は不明だが、加齢によって引き起こされるとされ、男性の患者が多い。心アミロイドーシスの場合は心不全や不整脈が主な症状となって表れるが、手のしびれを起こす手根管(しゅこんかん)症候群もある。