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地平

2017-09-11 | ほんとうのところは

地平の比喩的意味となる。日本文法の地平になだらかな大地を見るか、地平線をはるかに見渡すのは、そこにある、ゆるぎない大地である、としてみて、大地そのもの、それを景観にする、もしくは、体感することはむずかしい。大地、平原、地平の彼方となるその風景が、わたしたちの周りにあるわけではない。地平のように、水平を海に向かって水平線と見ることはできるようである。北の大地というフレーズには、あこがれを持った。そう考えれば、阿蘇の地平と、すこし前の地震で、無残にも亀裂が入ったのであるが、それを言えば、地平を見ることはかなわないことではないが、そこに平らな、起伏のない地を見ることが、日本国内で地形に限られて比喩がわかりにくい。わかりにくいというのは、その比喩表現を用いた、その分野の範囲には、なだらかな地面などはないのであろうと思ってしまうからである。文学の新しい地平などは、開拓、開墾された、ちっぽけなものであると思ってきたし、相対性理論がもたらした物理学は、やはり目には見えない、というふうに、素人が思っているのである。絶対の、これが一般であるのだが、その時間軸は、空間をとらえて異次元を見せるには、特殊であるための、なにをもってすれば可能なことであろうか。はて、話は文法についてである。文法の地平はどう見えるかを考える。




デジタル大辞泉の解説
ち‐へい【地平】
1 大地のなだらかな広がり。遠くまで続く、起伏の少ない大地。「はるかなる地平の果て」
2 「地平線」の略。
3 (比喩的に)物事を考えたり判断したりする際の、思考の及ぶ範囲。「文学の新しい地平を開く」


大辞林 第三版の解説
ちへい【地平】
①平らな大地。大地の平面。
②「 地平線 」に同じ。
③(比喩的に)ある観点をとったときに視野に入れることのできる範囲。 「相対性理論の登場は物理学の新しい-を開いた」

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