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現代用語のフレネミー

2015-11-14 | 現代日本語百科2025
2016現代用語の基礎知識が届いた。
奥付の発行年は2016年1月1日、いつものように年末の出版である。

そして流行語ノミネートにフレネミーがあることが話題になるので、その用語を調べてみた。
国連・国際社会のジャンル別、234ページに見える。

またひとつ、世相語にブラックな日常のジャンル別、1084ページにある。
ブラックな日常に、その説明は、フレンドとエネミーの合成語といわれ、友を装う敵、を意味する外来語、とだけある。

そこであらためて、国際社会を理解するための項によると、同じく合成語の説明に続けて、アメリカの外交評論家が中国とロシアの関係を表現するのに用いることが多い、と見える。
その解説には友人と同時に敵の両国の複雑な関係をフレネミーとしている。

これは2015現代用語としての捉え方なのであろう。
いわば政治に見ようとする。

しかしこの用語をさらにサイト検索すると造語の持つ意味内容が、モラハラのタイプとして分析されていて、海外では深刻な問題となっていることを紹介しているサイトがある。

それによると、フレネミーは友達を装いながら敵のようにあなたを傷つける言動を日常的にしてくる人であり、自己愛性人格障害者に分類される。

http://mora110.blog.fc2.com/blog-entry-42.html
フレネミーとは 意味・特徴・具体例 [ モラハラ資料 ]
彼らの偽りの明るさは一人の犠牲者の上に成り立っている


デジタル大辞泉の解説
フレネミー(frenemy/frienemy)
《friend(友人)+enemy(敵)からの造語》友人のふりをする敵対者。親しくするように見せかけて、相手をおとしいれようとする人。


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