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日本語の語法、なり たり

2015-09-09 | 日本語文法
古典語の、なり について、中古の和文で成立の状況がある。
それを語誌とするが、接続において、活用語の終止形に付くか、体言や活用語の連体形に付くか、用法がわかれる。

推定、伝聞と、断定、存在、状態に、辞書は項を分ける。
断定の助動詞として、ほかに、たり をあげる。

この断定は、それぞれ、にあり とあり の語形からなると説明するのが、古語文法である。
この解釈は古典語理解に行われるものであるが、漢文を訓読する文法において、なり たり の訓また読み添えは見られるものである。

古典語と漢文訓読が日本語として同じであるから、その文法をとらえ方として隔てるものはないと考えるべきである。
このことは日本語の語構成の成立を詞と辞に分けることで顕著となる。

終止形接続はその語で文が成立するところを話し手がどう表現するかを、語尾で表す。
したがって、体言につくのは、その語の存在を捉えた語尾である。




http://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%AA%E3%82%8A
学研全訳古語辞典
学研教育出版学研教育出版
なり

語の歴史「なり」は、格助詞「に」+ラ変動詞「あり」から成立したが、再び「に+て+あり」という形ともなり、それが、「にてぁ」「(ん)でぁ」となり、さらに「ぢゃ」の過程を経て、現代語の「だ」となる。

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