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0427 あわや惨事

2014-04-27 | 日記
0427 あわや惨事

危険!小型無線ヘリ 栄を空撮中墜落 あわや惨事 中日新聞トップ記事、見出しである。20140427
リードには、名古屋・栄のテレビ塔周辺で、カメラを積んで夜景を撮影していた無線操縦ヘリが繁華街の「錦三」に墜落し、その様子がインターネットの動画サイトに公開されて騒ぎになっている、とある。
記事の中見出しには、安全確保 ルールつくりを 過去には死亡事故 とある。   


左側の見出しには、3カ月間滞在可能に 川内村の避難指示解除準備区域 とある。2014/4/27  
記事には、東京電力福島第一原発事故による福島県川内村の避難指示区域のうち「避難指示解除準備区域」で二十六日、特例として三カ月の長期間、終日滞在ができるようになり、自宅で夜を過ごすため仮設住宅など避難先から戻る住民の姿が見られた、とある。  

G7、対ロ追加制裁 ウクライナ問題で合意 とある。20140427
記事には、日米など先進七カ国(G7)は二十六日、声明を出し、ウクライナの緊張緩和に向けたジュネーブ合意をロシアが順守していないと指摘し「ロシアに対し、迅速に追加制裁を科すことで合意した」と表明した、とある。






中日春秋
2014年4月27日

 <富は富岡 北甘楽(かんら) いやいや 日本の名の誉れ 富んだ 富んだ みな富んだ 世界の富を引き寄せた>。群馬の富岡製糸場を歌った「北甘楽行進曲」の六番。威勢がいい

二十六日、「製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産への登録が確実になった。登録を目指してきた富岡市の関係者には、歌でいえば「世界遺産を引き寄せた」であろう

作詞は北原白秋、作曲は弘田龍太郎。製糸場五十年の記念につくったというから一九二二(大正十一)年か。地名とはいえ、短い歌の中に「富」の文字が六つ。富国強兵の「富」、外貨の「富」。日本の近代化という、この工場が背負った期待と役割が分かる。それに応え、品質の高い糸を生産した主役は工女。女性たちである

彼女たちも当初は二の足を踏んだ。初代所長の尾高惇忠(おだかあつただ)の伝記『藍香翁』によると西洋人への恐怖心があった。血を吸われる。目撃者もいた。「如何(いか)なる物をか見たる?」「血酒」「そは日用の葡萄(ぶどう)酒なりき」

今聞けば、出来の悪い怪談だが、当時は真剣だった。そこで働き、近代化の礎を築いた「工女」を思う時、この工場が女性のこさえた世界遺産に見えてくる

白秋には、この工場にちなむ別の歌もある。二九(昭和四)年の「繰絲(くりいと)の歌」。<よりによりかけ からんだ絲よ おまへ切れてもわしや切れぬ>。婀娜(あだ)な文句に工女の人間味があふれる。

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