雪のないスキー場、雪のない雪まつり、雪が降る所になくて、今日のような日には降雪を知らせる回りあわせ、天のなせるわざであるから、深刻な様相にもおてんとうさま限り、神頼みである、か。この異変は一方でまた、南半球のニュースによれば火災、森林火事に地球温暖化の禍を引き起こしているという。地表のことか大気の流れか13億もの小動物などのいのちがその森林で奪われていると伝える。これでは海洋の変化には台風シーズンの到来が危惧される。あと数か月、東京5輪騒ぎのころには、心配の種である。気候の推移は確かに自然を動かしている。
眼を転じて、日本の軍隊派遣、日本人には自衛隊の海洋護衛ということ、軍とは何かをわからくしてしまったらしい。軍事の議論には唇寒しの様相で、国と国とが牽制する。そういえば、イランの革命防衛軍が人為ミスを起こしてすぐにも外交の謝罪に及んでのことは、それを民間人を巻き込む戦争の境界を知らしめることとして、日本の自衛隊にまつわれば、その議論が国民的大事としてまともにできるかどうか。