現代日本語「誤」百科 990可能性が強い を例題にしている。コラムの解説は可能性を数値化するだけのことに捉えて、いつもの論法によって、コラム内の理由だけで正誤をとらえるが、可能性が高い、可能性が大きい、可能性が強い、可能性のあること、可能性を持つ このどれも表現として正しい。数量のとらえ方に、それをもとにして、見込み、期待、この逆であっても、わたしたちが思うことなどの表現があるからである。そのデータ結果から傾向を述べることもあるとして、表現の取る許容性が認められる。
そこで、可能性は翻訳概念としての可否もありそうで、蓋然性を用語としておるべきかどうかについても議論があるので付け加えておこう。
可能性が強いと見えるのは、次の例で、数値をグラフ化して並べている。
これだけ並べてくると、強い、という印象を述べるもあるだろう。
昨夜の雇用統計は「雑音」である可能性が強い パニックしないこと
markethack.net/archives/51906674.html
2014/01/11 - 12月の非農業部門雇用者数は+7.4万人の伸びにとどまりました。これは月次の数字としては過去3年間で最も低い伸びでした。 1 ただ今回の数字は厳冬の影響も一部あると思うので「取扱注意」です。一例として建設セクターに従事する雇用 ...
サイトで質問に答えるコーナーでは、次のように回答されている。
べスとアンサーである。日付の古いところでは2001年に見える。
注意されるのは、ウエブリオの辞書に見出しとしてあることである。
可能性が高い、可能性が大きい、可能性が強い、、、どの使用法 ...
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp › 教養と学問、サイエンス › 言葉、語学
>2006/1/2422:33:22
可能性が高い:他のものと比べたときに使う、主に人に対して使う
例>無差別テロの可能性が・・・
可能性が大きい:これも比較して使うが、より強調する意味合い
例>このまま台風14号が上陸する可能性が・・・
可能性が強い:モノに対しての可能性の尺度。あまりよくない出来事、犯罪に対して使う
例>(病気や景気、会議の議決内容に対し)可能性が・・・
わたしはこんな風に使い分けています。
>2006/5/1011:37:37
可能性の程度を示す場合の用例です。
【可能性】
用例・作例
―が十分だ(出てくる・否定出来ない)
―が大きい(高い・強い・多い・濃い)
―が少ない(小さい・薄い)
可能性が大きい - Yahoo!知恵袋 - Yahoo! JAPAN
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp › ... › 言葉、語学 › 日本語
>回答日時:2001/09/12 14:22
一般の使用状況からいって、どちらでも良いかと思います。
・「可能性」も「確率」も特に意味を区別する必要はないと思います。
・一般に、「率」は「高低」が使えるので、「高低」は使えるでしょう。
・しかし、「量」としても把握できるので「大小」を使う<余地>はあります。
絶対的な基準はないように思います。
・「包容力」は数値化できませんが「大きい」のような気がします。
・「温度」は数値で表せますが「高低」しか使わないような気がします。
・「不満」は上下左右に広がるようですが「高まる」のような気がします。
・しかし「不満が大きい」であり、また「大満足」のような気がします。
使用方法の参考までに。
・数学・統計学では、「確率」は「大小」とも「高低」とも言います。
・中国語でも「可能性」は「高」とも「大」とも言っているような気がします。
・英語でも"possibility"は"high"とも"small"とも使うような気がします。
国語の語彙の正確な違いを研究している文献はあります(題名は失念)。
・しかし結局は用例から帰納するしかないので、その結論から「この使用法は間違っている」と演繹するのは難しいように思えます。
・特に、「確率」も「可能性」も最近の訳語だと思われるので、数学・統計学の慣用に従うのが穏当なのでしょうか。
可能性は「高い」?「大きい」? - 教えて!Goo
oshiete.goo.ne.jp › 学問・教育 › その他(学問・教育)
>2001/09/12 14:16
個人的には、すべての組合せがOKだとおもいます。
ちなみに数学の文献では確率は大きい、小さいというのが
普通です。理屈を大事にする世界(理系の学問等)では
確率、可能性とも「大きい・小さい」を、その他の分野
では「高い・低い」も使うのではないでしょうか。これも
個人的見解ですが。
可能性と蓋然性の混同-伊原教授の読書室
jas21.com › コラム › 伊原吉之助教授の読書室
可能性と蓋然性の混同. 別概念の混同. かねがね 「 可能性が高い 」 という表現に疑問を感じてきました。 昔、教授会で同僚の理学博士が、以下のようにいうのを聞いて以来のことです。 「 可能性はあるかないか? ゼロでない限り、常に可能性は "ある" のです。
> さて、 「 可能性 」 の問題です。
私は新聞記者と知り合って少し親しくなると、この問題をぶつけて可能性と蓋然性を使い分けて下さいとお願いするのですが、probability の訳語が安定しないためか、なかなか改まりません。
思考の安易さを反映?
例= 「 日本とアメリカがもう一度戦う可能性 possibility 」 はゼロではないから 「 ある 」 のです。しかし、実際に戦う見込み probabilityは限りなく小さい。
問題はここから先です。可能性がゼロでないなら、それに備える必要があります。政治家も軍人も、シミュレーション ( 思考実験 ) をしておかねばなりません。
勿論、蓋然性の高いものから順番に、思考実験の軽重をつけるのは当然のことですが、 「 全然していない 」 のは許されません。
考えておいて手を打つという国家の安全保障に関する重大処置をほったらかしにしてきて久しい。
そこで、可能性は翻訳概念としての可否もありそうで、蓋然性を用語としておるべきかどうかについても議論があるので付け加えておこう。
可能性が強いと見えるのは、次の例で、数値をグラフ化して並べている。
これだけ並べてくると、強い、という印象を述べるもあるだろう。
昨夜の雇用統計は「雑音」である可能性が強い パニックしないこと
markethack.net/archives/51906674.html
2014/01/11 - 12月の非農業部門雇用者数は+7.4万人の伸びにとどまりました。これは月次の数字としては過去3年間で最も低い伸びでした。 1 ただ今回の数字は厳冬の影響も一部あると思うので「取扱注意」です。一例として建設セクターに従事する雇用 ...
サイトで質問に答えるコーナーでは、次のように回答されている。
べスとアンサーである。日付の古いところでは2001年に見える。
注意されるのは、ウエブリオの辞書に見出しとしてあることである。
可能性が高い、可能性が大きい、可能性が強い、、、どの使用法 ...
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>2006/1/2422:33:22
可能性が高い:他のものと比べたときに使う、主に人に対して使う
例>無差別テロの可能性が・・・
可能性が大きい:これも比較して使うが、より強調する意味合い
例>このまま台風14号が上陸する可能性が・・・
可能性が強い:モノに対しての可能性の尺度。あまりよくない出来事、犯罪に対して使う
例>(病気や景気、会議の議決内容に対し)可能性が・・・
わたしはこんな風に使い分けています。
>2006/5/1011:37:37
可能性の程度を示す場合の用例です。
【可能性】
用例・作例
―が十分だ(出てくる・否定出来ない)
―が大きい(高い・強い・多い・濃い)
―が少ない(小さい・薄い)
可能性が大きい - Yahoo!知恵袋 - Yahoo! JAPAN
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>回答日時:2001/09/12 14:22
一般の使用状況からいって、どちらでも良いかと思います。
・「可能性」も「確率」も特に意味を区別する必要はないと思います。
・一般に、「率」は「高低」が使えるので、「高低」は使えるでしょう。
・しかし、「量」としても把握できるので「大小」を使う<余地>はあります。
絶対的な基準はないように思います。
・「包容力」は数値化できませんが「大きい」のような気がします。
・「温度」は数値で表せますが「高低」しか使わないような気がします。
・「不満」は上下左右に広がるようですが「高まる」のような気がします。
・しかし「不満が大きい」であり、また「大満足」のような気がします。
使用方法の参考までに。
・数学・統計学では、「確率」は「大小」とも「高低」とも言います。
・中国語でも「可能性」は「高」とも「大」とも言っているような気がします。
・英語でも"possibility"は"high"とも"small"とも使うような気がします。
国語の語彙の正確な違いを研究している文献はあります(題名は失念)。
・しかし結局は用例から帰納するしかないので、その結論から「この使用法は間違っている」と演繹するのは難しいように思えます。
・特に、「確率」も「可能性」も最近の訳語だと思われるので、数学・統計学の慣用に従うのが穏当なのでしょうか。
可能性は「高い」?「大きい」? - 教えて!Goo
oshiete.goo.ne.jp › 学問・教育 › その他(学問・教育)
>2001/09/12 14:16
個人的には、すべての組合せがOKだとおもいます。
ちなみに数学の文献では確率は大きい、小さいというのが
普通です。理屈を大事にする世界(理系の学問等)では
確率、可能性とも「大きい・小さい」を、その他の分野
では「高い・低い」も使うのではないでしょうか。これも
個人的見解ですが。
可能性と蓋然性の混同-伊原教授の読書室
jas21.com › コラム › 伊原吉之助教授の読書室
可能性と蓋然性の混同. 別概念の混同. かねがね 「 可能性が高い 」 という表現に疑問を感じてきました。 昔、教授会で同僚の理学博士が、以下のようにいうのを聞いて以来のことです。 「 可能性はあるかないか? ゼロでない限り、常に可能性は "ある" のです。
> さて、 「 可能性 」 の問題です。
私は新聞記者と知り合って少し親しくなると、この問題をぶつけて可能性と蓋然性を使い分けて下さいとお願いするのですが、probability の訳語が安定しないためか、なかなか改まりません。
思考の安易さを反映?
例= 「 日本とアメリカがもう一度戦う可能性 possibility 」 はゼロではないから 「 ある 」 のです。しかし、実際に戦う見込み probabilityは限りなく小さい。
問題はここから先です。可能性がゼロでないなら、それに備える必要があります。政治家も軍人も、シミュレーション ( 思考実験 ) をしておかねばなりません。
勿論、蓋然性の高いものから順番に、思考実験の軽重をつけるのは当然のことですが、 「 全然していない 」 のは許されません。
考えておいて手を打つという国家の安全保障に関する重大処置をほったらかしにしてきて久しい。