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1015 まもる とは、 みまもる というニュアンスを持つ語であるが、それには、 守る もる という語の用法があるからだろう。音韻に、 まぼる まぼり には、古い用法がいくつか見られる。貪り食うような意味もあって、守るとは、ただ見ているだけでないことは、直感的にわかる。これを訳してみると、to protect;keep safe from harm or injury.と見える。いくつも、5つにも、守るを挙げている公約か、アジェンダがない物言いに不安がる。
防衛には、防人 さきもり のことがあった。辺境の任に当たる、帰ることのありや、厳しい情況に置かれる。防護には防護壁のうちに、防御する待機、気の遠くなるような日々にある。そこでは撃たれるか、撃つか。しかし撃つことならぬと、撃たれてなお身の危機に始めて撃つことが許されることなど、まったく防ぐことにはならない。こうなれば、こうなったら、こうすることができることをするという、守るだけなのか。防衛と先制攻撃のトラウマにある。なんとも、こわい思いのうちに、目の前を空母が悠然と通過するのを、応戦にあって応じられない取り決めなのである、法律には。
オタク大臣には鉄道とアニメキャラとがあったのか、軍事オタクともいわれていたのはそれは誤解なんだろう。お宅はどうなの、と聞くから、オタクである。ヲタクに彼我のつっ込みアイがあってこれを知り、かれを知ることで自らのお宅ぶりを言うのか、言わないのか。遼寧はウクライナからの払い下げであった、とか。
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