安東の続きです。
陶山書院から、安東に戻って、少し、西の方へ行くと、世界遺産、河回村(ファフェマウル)が
あります。
名前の謂われは、大きく迂回した、洛東江の支流に三方を囲まれた、村の形から来ていま
す。
洛東江の支流の流れと、削られた断崖、広い松林が織りなす、大変に景色のよいところで
す。
ここは、朝鮮時代、両班を多く輩出させた、両班村として有名です。
特に、安東(アンドン)柳氏は、ここの名門で、柳一族が、多く住んでいるところです。
かつって、英国のエリザベス女王が、初めて韓国を訪問されたときに、特に、ファフェマウル
を見学したいと申し入れが有り、韓国政府が、案内しました。
現在は、柳性以外の人達も住んでいますが、昔のままの、建物や、生活様式を、尊重して、
生活しております。
↓の過去ログと、合わせてご覧ください。
http://mcnj.blog.ocn.ne.jp/blogmcnj/2006/08/post_33c8.html#comments
実際の民家と、資料館、有名な両班の家、書堂などが、混在しております。
ここでは、昔から、両班や、僧侶達を風刺した、仮面劇が行われて来ました。
仮面は、今でも、ここの、土産物として、人気があります。