家内と二人で、旅に行って来ました。
2泊3日で、関西、九州、本州西部の旅です。
2泊と言っても、1泊は、船中泊です。
まずは、昼頃、四日市を出発して、大阪へ向かいます。
この日は、土曜日にも関わらず、国道1号線が渋滞したとかで、桑名方面の、客を拾ったバ
スが、30分遅れで到着、次の集客地、鈴鹿へ向かうのにも、渋滞に巻き込まれて、大遅れ
でした。
それでも、25人の乗客を乗せた、50人乗りのバスは、1時間遅れで、出発しました。
国道1号を、亀山まで走り、西名阪自動車専用道へ乗ります。
この道路は、名阪自動車道として建設されましたが、亀山ー天理間の住民の反対をなだめる
ために、この区間は、無料になり、国道25号として管理されています。
天理から先は、また、西名阪有料道路となり、大阪の東入口の松原で、阪神高速に接続し
ます。
全線を通じて、高速道で有る事には、変わり有りません。
出発早々、伊賀上野SAで、トイレ休憩になりました。
伊賀上野は、藤堂高虎の上野城もあり、芭蕉の句碑もある、松尾芭蕉ゆかりの地です。
伊賀と言えば、忍者の里。
今、街おこしの為に、何処にも、忍者の人形が飾られています。
中でも、くのいちが人気です。
有名な、女子サッカーチームもあり、その内に、なでしこに取って代わって、くのいちが、日本
女子サッカーの代名詞になり、くのいちジャパンになるも知れません。
国道25号と言っても、自動車専用道路で、信号も無く、高速道路と変わりありません。
天理、松原、阪神高速と順調に走って、無事に、生野区へ到着です。
生野区には生野川が流れており、戦争中に連れて来られた朝鮮人達が、戦後、川畔に住み
ついて、街を造りました。
↑トッケビ。
日本の狛犬に当たりますが、狛犬が、神社の守り神であるのに対して、トッケビは、
部落住民の守り神です。
時には、悪戯をして、人を困らせますが、間の抜けた愛嬌のあるカラクターの、憎めない動
物です。
生野コリアタウンは、直線500m程度の所に、密集した商店街で、東、中央、西の商店街からなり、それぞれの入口に、門があります。
生野地区には、大勢の在日韓国朝鮮人、韓国系日本人達が生活しており、このコリアタウンは、いわゆる、観光用のコリアタウンでは無く、彼らの生活の場です。
地元の小中学校の生徒は、ほとんどが、韓国系の人達の姉弟で、日本人の生徒は、少数だそうです。
皆、韓国語は、ほとんど話せなく、見かけは、日本人と、全く変わらないそうです。
↑済州島のトルハルバン。
外れに神社がありました。
昭和3年の寄付金です。
左が、最高額。最低は、五拾円でした。
後になって、韓国系の人が建てた碑でしょうか。
七五三に訪れるのですから、日本の神社のようですね。