~彼らの"光(リング)"が、宇宙の"闇"を照らす~
2011年 アメリカ映画 (11.09.10公開)
配給:ワーナーブラザース映画 上映時間:114分
監督:マーティン・キャンベル
製作:ドナルド・デ・ライン、グレッグ・バーランティ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ライアン・レイノルズ/ブレイク・ライヴリー/ピーター・サースガード/ティム・ロビンス
<見どころ>
アメコミのヒーロー作品を、のライアン・レイノルズ主演で映画化したアクション大作。
全宇宙の秩序を守る「グリーン・ランタン」の一員になった男が体験する、宇宙規模の壮絶なバトルを描く。
メガホンを取るのは『007』シリーズのマーティン・キャンベル。主人公の恋人を、『ザ・タウン』などで
注目を集めるブレイク・ライヴリーが熱演する。新たに誕生したヒーローの活躍ぶりに注目したい。
<あらすじ>
見習いパイロットのハル(ライアン・レイノルズ)はある日、リングのパワーに導かれ、「グリーン・ランタン」の
メンバーとなる。自信家の彼も、当初は宇宙最強の武器とうわさされるパワーリングの力と宇宙の番人役
としての務めに戸惑っていた。だが、恋人(ブレイク・ライヴリー)や仲間を守るため、戦いに身を投じていく。
<感想>
アメコミが原作で、もちろん未読。
映像とかけっこうキレイだったんだけどね~。ヒーローなのにヘタレキャラっていうところがミソ?
変身しても強そうに見えないんだよね。そもそも「グリーン・ランタン」って宇宙の秩序を守る
組織の名前のこと。・・・。ヒーロー名がないのも珍しい。
そんでもって、マスクで正体を隠しているつもりだが、こんなのどうみてもバレバレやし。
なんかウルトラセブンに似ているし・・・。
指輪の力で変身するんだけど、指輪というアイテムが「パーマン」を連想するし
ヘタレで強い、っていうのは「筋肉マン」に相通じるものがあるし、指輪の力と自分の想像力で
何でも出てくるっていうのは、「ドラえもん」を連想させちゃうから、アニメ好きの人には
「あるある」と思いながら観てしまうかもね。(私もその一人)
ヒーローものは、けっこう見てるけど、スーパーマンやスパイダーマンのほうがやっぱり
キャラ設定がしっかりしているように感じました。ストーリーも、最初の段取りがけっこう時間
かけているように感じ、後半一気にダダッと進んだ感じは否めなく、最強の敵との直接対決も
思ったより短く感じました。
エンドロールでのシネストロの行動を見ると、続編ありそうですね。
そう思うと、今作は序章といったところでしょうか?
楽しめる作品だと思いますが、このヒーローは日本人にはウケないかも?
点数:7点 (10点満点)
アニメ好きの私には、ちょっとひっかかるとこもありましたが。
エンドロールをお見逃し無く!!